フレデリック・バックと西村由紀江

 私の大好きなピアニストの西村由紀江さんが7月に、世界的なアニメーション作家フレデリック・バックさんとのコラボレーション・アルバム『フレデリック・バックmeets西村由紀江』を発売されて、話題を呼んでいます。最近まで、バックさんの美術展が全国展開していましたね。女性ファッション雑誌の『プレシャス』10月号(小学館)に西村さんのインタビューが載っていました(でも女性誌を本屋で買うのは勇気が要ります…)。

 「デビューして10年目のころ、進むべき音楽の方向性に迷って、苦しんだ時期がありました。そんなときに出合ったのが、バックさんの描いた『木を植えた男』。荒れた大地に、だれに何を言われても黙々と木を植え続ける、信念を貫く姿を見てハッとしました。自分のつくりたい曲、弾きたい音を真摯に追求すればいいんだ、と迷いが吹っ切れたんです。この作品と出合えたことは、私にとって大きな転機になりました。以来17年間、バックさんは私の憧れの存在でした」

 そんな憧れのバックさんに、昨年西村さんは初めて会うことができました。初来日87歳のバックさんを前に、西村さんは感激のあまり、ずっと泣き通しだったと言います。後日改めて、手紙で自分の辛い時期を支えてくれたバックさんのために曲を作りたい、とお伝えしたところ「由紀江の曲に絵を付けたい」とお返事を下さったのでした。「透明な水が流れるよう」と、西村の楽曲を評したバックさんとのコラボ・アルバムが、わずか1年で完成しました。バックさんに見守られながら、モントリオールでレコーディングを行ったアルバムです。「強い夢は叶う!」 まるでそれを地で行ったような出来事でした。それは美しい旋律の曲ばかりでした。

 さらに、西村さんは東山魁夷(ひがしやまかいい)の風景画も大好きだそうで、最近も「北海道新聞」にインタビュー記事が載りました(取り寄せて読みました)。私も東山魁夷の大ファン、特に晩年の白い馬の登場する作品が大好きで集めているんですが(とにかく高い!現在2枚がリビングに飾ってある)、その話はまた後日に。     ⇒西村由紀江さんの素敵なホームページはコチラへ

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