i’m lovin’ it

  このブログの2月28日付けで、日本マクドナルド初代社長藤田 田(ふじた でん)さんのことを書きました。藤田さんは松江北高の大大先輩です。そのマクドナルド社が、2003年9月から世界共通のキャッチコピーとして使っている“i‘m lovin’ it” を考えてみたいと思います。マクドナルドによれば、次のような説明が出ていました。

i’m lovin’ itとは「一貫性があり、革命的。安心感があって、躍動的。予想を裏切らないが意外性で驚かす。不安であるけど、時流を得ている」というマクドナルド・ブランドの本質・真髄をお客様の言葉に置き換えた世界共通の言葉です。

i’m lovin’ it マクドナルドがお客様の「お気に入り」の食事の「場」と「スタイル」でありつづけること。私たちはこのブランドとしての使命を達成していきます。

i’m lovin’ it お客様ひとりひとりが自分のストーリーを語り、i’m lovin’ itを表現する瞬間、「今、最高!」という時、マクドナルドはいつものそばにいられるように。

 このコピーは、永年マクドナルドの広告代理店を務める、ドイツのHeye & Partner社が作成したものです。それにしても、高校一年生の英文法の授業で「感情や状態を表す動詞は進行形にしない」と習ったのに反していますよね。現に英語を母語とする人の中にも、変に聞こえるという人もいます。文法的には間違っているけれども、なぜか耳に残る。ここら辺がマクドナルドの戦略だったんですね。あのアディダスが、“Impossible is nothing.”というコピーで、ブランド戦略を展開したのとよく似ています。何かオカシイと感じた時点で、まんまと罠に嵌っているんですね。「あれっ?えっ?」と思わせるキャッチコピーが狙い、ということです。

 先週、鴨頭嘉人『人生で大切なことはみんなマクドナルドで教わった』(新潮社)を読みました。これは「生き方」の本でした。(⇒情報はコチラ

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