長嶋・松井国民栄誉賞

 プロ野球界を牽引した長嶋茂雄さんと松井秀喜さんに、「国民栄誉賞」を授与することが、政府より正式発表されました。5月5日東京ドームで、安倍首相の出席で表彰式が行われます。長嶋茂雄(首位打者6回、本塁打王2回、打点王5回、MVP5回)、松井秀喜(本塁打王3回、打点王3回、首位打者1回、MVP3回、ワールドシリーズMVP日本人初)。熱狂的なジャイアンツファンで、二人とも私の大好きな選手とくれば、本当に嬉しいニュースでした。長嶋さんは「我々を支えてくださったファンの方々に見守られながら、松井君と二人そろって表彰していただけることになり、とても感動しております」と喜びを表現しました。昨年、日米通算で507本の本塁打を打ち、ワールドシリーズでMVPも獲得した松井選手が突然引退したときには、ずいぶん淋しい思いがしたものです。引退会見で、彼は淡々とした口調でこう語りました。

 結果が振るわなかった。そのことが一番の原因だと思います。僕がメジャーに挑戦するときの『命懸けでプレーし、メジャーという場で力を発揮する』という気持ちで、この10年間やってきましたが、結果が出なくなったということで、その命懸けのプレーも、ここでひとつの終わりを迎えたんじゃないかなと思っています。

 そして「一番の思い出は?」と聞かれたときに「長嶋監督と一緒に素振りをしたことでしょうか」と回想していたのが印象的でした。長嶋さんもその素振りについては、セコムのホームページで毎月連載されている月刊「長嶋茂雄」に書いておられます。⇒コチラで読めます 現在、第31回まで続いていて、中身の濃い評論を読むことができます。最新号のWBCの感想と巨人の予想はとても面白く読みました。二人に国民栄誉賞が与えられる。なんて運命を感じさせる出来事でしょうか。

 時はさかのぼり、1992年、石川県星稜高校を卒業した松井選手の運命のドラフト会議の直前です。松井を欲しいと思っている球団は数多くありました。ドラフトにおいては、他球団と競合になったら、最後はくじ引きで決まります。当時の巨人の監督、長嶋さんも、何が何でも松井が欲しかったのです。そこで長嶋さんは秘策を用意し、なんとくじ引きの練習を始めたのです。来る日も来る日も、自宅で黙々と「くじ引き」の練習!をしたといいます。運命の当日、予想通り阪神・中日・ダイエー・巨人の四球団が松井選手を一位指名した中で、長嶋監督のくじ順は4番目のビリでした!ところがそのはずれクジが松井選手を引き当てたのですから、何とも強運の持ち主です。私は事前の入念な 「準備」の大切さを語るときに、この話をよく引用させてもらいます。できることは全てやるのです。「もっとも真剣に準備した人のところに強運が訪れる」 その後の松井選手の大活躍はご存じの通りです。

 ライオンに追われたウサギが肉離れを起こすか?要は準備が足りないのだ。君たちはプロだ。休むのは引退してからで十分だ。       ―イビツァ・オシム元監督

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