「負けないで」

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  来年卒業予定の大学生・大学院生に就職活動中によく聴いた曲を尋ねたところ、ZARD「負けないで」(1993年)が第一位となったことが、就職情報会社マイナビの調査で分かったとの報道がありました(「東京新聞」)。ちなみに、第二位はMr.Children「終わりなき旅」、第三位は中島みゆき「ファイト」だそうです。「かなり前に発売された曲でも応援ソングとして学生の間に浸透し、つらい活動中の励みになっている」とのことです。今から20年も前の曲です。

 この「負けないで」は、ZARD初のミリオンヒットとなった出世曲で、選抜高校野球の行進曲にも使われました。表舞台に一切出ないスタイルを貫きながら、一世を風靡しました。ボーカルの坂井泉水さんは、40歳の若さで、入院していた慶應大学病院の避難用スロープから転落し、脳挫傷で亡くなりました。がんの告知を受けながらも、最後まで復帰に意欲を見せていたと言います。⇒コチラに私の追悼記事が

 グループ名のZARDは、「特別に意味はないんです(笑)。最初にスタッフの皆さんと一緒にどうしようかって考えた時に、まず”Z”ってカッコイイから”Z”で始まる言葉にしようって話になって。Zard(ザード)って言葉が重みがあっていいからってことでついたんです。」ZARDというのは造語で、「blizzard(大吹雪)」「hazard(危険区域)」などから取られ、それに加え、語感を重視して、最終的に「ZARD」に落ち着いたとのことです。デビュー当時は、「Zard」と綴られていましたが、サード・シングルから「ZARD 」表記となりました。

 私は昔から坂井さんの大ファンで、暇があればよく聴いています。彼女の書く詞と、メロディーが堪らない魅力なんです。彼女とレコーディングチームにつけられたあだ名が、戸塚ヨットスクール」です。とにかく「妥協」という二文字が大嫌いな坂井さんと、こだわりをもったスタッフががっぷり四つに組んで、才能をぶつけあいながらのせめぎ合いの現場だったとのことです。あの戸塚ヨットスクールに負けないくらいの、厳しい闘いの場所だったということですね。手を抜いたり、いいかげんなことをしていたりサボったりすると、海に放り込まれかねない、というくらいに誰もが真剣そのものだったといいます。例えば、あの名曲「マイフレンド」は117回(!)のミックスを繰り返して、ようやくOKが出た作品です。そこまで徹底的に手直しを加える理由は、ただ一つ。いい作品を作りたい!」です。こんな所も私が惹かれる理由です。彼女がレコーディングに愛用していたマイクも、追悼展でしっかりと見てきました。

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