原田泳幸さん

 IMG_2845マクドナルドの原田泳幸さんの著書を、2ヶ月連続で読むことができました。「マックからマックへ」(アップルからマクドナルド)と華麗な転身を騒がれたあの名物社長さんです。この8月にマクドナルド社長&CEOの座を、カナダ人女性に譲られましたね。マスコミで伝えられることのなかった、その真の理由は『THE 21』12月号(PHP研究所)に詳しく述べられていました。そうそう、あの糸井重里さんが、2010年に原田さんに、ほぼ日刊イトイ新聞」でインタビューしておられたのが面白かったのを覚えています。⇒コチラです

 その原田さんが述べておられることで、目を引いたことが二つありました。一つは、「失敗なくして成功なし。失敗をしたことがないのは仕事をしていないことと同義であると思え」という言葉です。失敗しないとは、挑戦をしていないことと同じだと言います。失敗してもいいのです。それくらいの勇気がないと何もできません。若いうちは失敗のリスクを排除せずにがむしゃらに進め、とエールを送られます。あの本田宗一郎さんも「チャレンジして失敗することを恐れるよりも、何もしないことを恐れろ」と言っておられます。企業の面接担当者は、失敗談をより多く持っている応募者に興味を持つそうです。その失敗を次にどう活かしたか、失敗から何を得たか、を聞きたいそうです。しくじりの屍(しかばね)」(本田宗一郎)を次にどう活かすか、にポイントはありそうです。フランスの作家ロマン・ロランも、「決して失敗しなかった者は、何もしなかった者である」と言っています。

 もう一つは、残業に関してです。「仕事は時間ではない、質とスピードである」とおっしゃいます。原田さんは、アップルでもマクドナルドでも、残業ゼロを貫かれてきました。そのことは『ストイックなんて無用だ』(ポプラ新書)に、トライアスロンへの挑戦という形で詳しく出ています。残業より、より早く、質の高い仕事をすることのほうがよほど大切だ、と言われます。残業人間に、仕事ができる人はいない」と喝破された経営コンサルタントもおられます。彼曰く「連日残業で目が落ちくぼみ、悲壮感が漂っている人がいる。もし将来あなたが成功したいのなら、残業人間だけにはならないように注意することだ。残業尽くしで人生を終える人で、幸せになった人は一人もいない。残業というのは、その昔リストラ防止のために忙しいふりをするには好都合だったかもしれないが、時代は変わった。…労働時間の長さと年収は反比例する」と。原田さんは言います本社では6時以降の残業は禁止としました。6時に帰れと言うと、みんな異口同音に「無理です」と答えます。しかし、禁止命令が出れば「どうやったら6時に帰れるか」を考えざるを得ない。そのことによって仕事の質が上がる。私の狙いはそこにあるのです」 私も出来る限り、残業はしないでサッサと帰ることにしています。

 忙しさにこれで十分ということはない。アリも忙しいのだ。問題は、何にそんなに忙しいのかということである  ―ヘンリー・ソロー

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