野村のボヤキ

 元楽天監督のIMG_2909野村克也さんのボヤキは有名ですよね。野村さんは「なぜボヤくのですか」と聞かれると、いつもこう答えられます。「ボヤキというのは、理想と現実とのギャップから生まれるんですよ。ただ現状を嘆いているだけのグチとは違うんです。人生はままならないものだが、理想へ向けて努力することを忘れてはいけない。だからボヤくのです」 野村哲学によれば、ボヤキには現実を変える力があるのだといいます。そんな「野村哲学」を堪能できる本が2冊立て続けに出ました。人生に打ち勝つ野村のボヤキ』(三笠書房)、『野村克也の菜根譚』(宝島社)がそれです。1+1を、5にも10にもさせた野村さんの指導を見習いたいものです。そんな野村さんの今までのボヤキの名言録を集めたものがコチラで読むことができます。これ面白いですよ。

 さらに、野村克也さんの『リーダー論』(大和書房)です。いつもながらに学ぶべきことの多い本でした。リーダーの「資質」として、こんなことを言っておられます(1)責任は全てオレがとる、という姿勢、(2)個性とは他人の納得と承認があってはじめて輝くものだ、ということをきちっと教えないといけない、(3)人の動かし方は六つ(恐怖で動かす・強制して動かす・情感で動かす・報酬で動かす・理解して動かす・自主的に動かす)、(4)ほめるだけでは人は絶対に成長しない、(5)短所は長所を消してしまう、ことを教えないといけない、(6)育成の要諦は「無視・称賛・非難」、(7)高山のいただきには美木なし、(8)リーダーは三人の友を持て(原理原則を教えてくれる人・師と仰ぐ人・耳に痛いことでも直言してくれる人)、(9)チーム強化のためには「集める」「教える」「鍛える」を同時並行でやる必要、(10)データによって意識改革を促し、行動を変えよ  これらは、私たち教師も肝に銘じないといけないと思いました。ぜひみなさんにお薦めしておきます。別のところでこんなことも言っておられました。「昔は処世術で下の人間が上の人間のご機嫌を取っていたが、今は上の人間が下の人間のご機嫌を取る時代。物事が逆になっている。おそらくそれは指導者の延命策の一つだし、自分の野球観や指導力に、自信や信念がない証拠だと思うんだ。信用、信頼、信念。『信』がなくなると、ゴマすりに走る。これは人間の心理じゃないですか」 野球の世界のみならず、今の教育界にもぴったり当てはまる言葉です。このように、野村さんの名言録は際限がありません。もっと読みたい方は、「野村の名言集」をどうぞ。⇒コチラで読むことができます。

(追記)今日届いた『ビッグトモロウ』1月号(青春出版)に、野村克也さんの「名将のぼやきインタビュー」が載っています。これが面白いのなんのって。

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