ラビットテスト?

rabbit 教員になってエド・マクベイン(Ed McBain) の推理小説を読みふけっていた頃、次のような文章に出くわしました。ラビット・テスト」?一体何のことだ?今ならネットで調べるという手段がありますが、当時は、いくら調べても妊娠とウサギの関係が分かりません。

    He said I’d have to see a doctor, take the rabbit test, make sure I was really pregnant, and then we’d see what we had to do.   ―Ed McBain, Blood Relatives(1975)

 疑問に思っていると、ふとしたことから「フリードマン法」のことを書いた文献を見つけたんです。昭和30年頃はこの検査方法を内診と併用して、妊娠を判定していたらしいのです。メスのウサギの耳の静脈に、女性の尿を注射して、24~48時間後にウサギの腹を開くのです。で、卵巣に排卵がおきていれば妊娠と診断します。当時は、新米の医師にとってはウサギが初の手術になることが多かったそうです。ウサギが一番手に入れやすかったので、昭和40年代までこの方法は使われていた、とお医者さんに聞きました。

 その場では分からなくても、あたためておくと、ふとしたことから解決した、という経験をたくさんしてきました。大切なことは、分からないことを分からないままに放置しない、ということです。生徒たちにも口を酸っぱくして言い続けています。

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