小田さんの「the flag」

tree,christmas,plant 「クリスマスの約束2013」ご覧になりましたか?今年の目玉は何と言っても吉田拓郎さんとのジョイントでしたね。今だから話せる仰天エピソード満載でした。最後に、二人で披露した「人生を語らず」はそれはもうド迫力でした。それにしても小田さんのハモリといい、追っかけコーラスは絶品ですね。こんなところにも小田さんのこだわりを見ることができました。スキマの大橋さんの圧倒的なボーカル、小田・桜井の共作曲もよかった。「音楽の力」を実感した2時間でした。歌った全曲目は⇒コチラ

  さて、番組のオープニングは、小田さんの「the flag」で始まりました。この曲は私にとっても思い入れの強い曲ですので、今日はそれをご紹介します。2000年に、小田さんはアルバム『個人主義』をリリースします。アルバムのタイトルが示個人主義すとおり、これまで彼の歌の中で、そこはかとなく内包されてきた世の中への問題意識や想いが、強く打ち出された形となった主張アルバムです。その代表的な楽曲が「the flag」でした。自分の同世代へ向けたメッセージ・ソングという点で、特に目立った存在です。自分の気持ちに素直になって歌う。小田さん自身が『個人主義』の中で打ち出したメッセージでした。アルバム・ジャケットが、小田さんの自画像が意匠された「旗」(flag)であったところを見ると、この「the flag」こそが、小田さんの思い入れのもっとも強い楽曲だったように思えます。この『個人主義』は、オリコン週間チャートで最高4位。必ずしも「売れた」アルバムではなかったのですが、小田さんの歴史の中では特筆すべき作品でした。

 60年代から70年代を共に生きてきた、学生時代の友人や同世代の仲間たちに、30年経って、みんなで「この国を変えよう」と議論していたあの頃はどこへ行ったのか、と問いかけます。若かった頃の、汚れなき想いや譲れない誇りはどこへ行ったんだろう、僕らは変わってしまった、この国のすべてをこの手で変えてゆくと言っていたのに。今また戦う武器を見つけて、その道を探さないか”と、硬派の歌です。若さ一途に、理想や夢に向かって突っ走って妥協を許さなかった頑なさや強さは、一体どこへ行ったのか?と。この曲の中で「僕はあきらめない」「戦える僕らの武器」を持って「もう一度並ばないか」と呼びかけるのです。発売当時は「もうこういうことを唄っても良いのかもしれない」と語っておられました。心を解放して自分に素直に歌った歌でした。

 今回はとっても本来の部分の、理屈っぽい自分がけっこう頭をもたげたね。the flagはどう考えても男の歌だし、女にはわからないだろうと思う。けどべつにいいやって、今回は歩み寄らなかった。(小田談)

小田和正優しいラブバラードがほとんどの小田さんの作品群(だいたい「風」という言葉が登場します)の中にあって、チョット異色な楽曲で、私は大好きなんです。体育会系の小田さんの男気を垣間見れる作品です。そもそも、かつてのオフコースというバンド名も、”コースをはずれる”という意味の、つるむことや群れることを好まない硬派のものだったように思います。

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