わさび漬け

DSCN0159 わさび漬が大好きです。ご飯に最高のおかずです。もう三十年以上、田丸屋のものに決めています。初めて買ったのは、羽田空港の土産物売り場だったでしょうか。新幹線の車内販売でもずいぶん買った記憶があります。ここのわさび漬はピリッとしていて、味にキレがあるんです。最近は金印のものも発売されていて、お世話になっています。夏の暑い時期に食欲減退期には欠かせない逸品です。

 わさび漬は宝暦時代(1751~1763年)に開発されたと言われています。安倍川上流のワサビの産地では、ワサビの茎(葉柄)をぬか味噌漬にした自家製の漬物を食卓にのせていました。この地に味噌や醤油の行商のために出入りしていた行商人が、この漬物の種々工夫して、塩漬けした細断ワサビに酒粕を混ぜることを考案しました。さらに商品化して、『わさび漬』と命名して販売したのが始まりと言われています。

 田丸屋本店の名が、全国へと広まったのは、明治二十二年。東海道本線が開通した直後のことです。明治八年から、静岡市新通りに漬物屋を開業していた、田丸屋初代望月虎吉は、文明開化の先端を行く陸蒸気に着目し、幾多の苦労を重ねた末に、静岡駅構内でのわさび漬販売権を獲得したのです。そして、それまでの大八車によるわさび漬の計り売りをやめ、サワラで造った丸い円形の化粧樽にわさび漬を詰め、列車の窓から旅人に売り込むという、新しい販売スタイルを試みました。

 このユニークな「樽詰めわさび漬」は旅人たちに大好評を博し、「静岡名産田丸屋のわさび漬」の名は、たちまち全国に広まったのです。以来百年余り。田丸屋のわさび漬けは、静岡大火や戦災などいくつもの危機を乗り越え、その味わい、品質ともに、全国に誇れるトップブランドへと成長を遂げました。一億総グルメと言われる豊かな現代においても、本物のおいしさを伝える、日本ならではの香辛料“わさび”の人気、そしてわさび漬の人気は、今後ますます広がっていくでしょう。  (田丸屋HPより引用)

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