友達の大切さ

friend 流行語大賞を取るなど、今をときめく林 修先生(東進ハイスクール)は、友達がほとんどいないとおっしゃいます。仕事仲間さえいればいいので、必要ないともおっしゃっておられます「友だちはいらない―僕は基本的に人間嫌いで友だちもいないので、好景気でみんながうまくいく時代は、実はあまり好きではないんです。だって、僕の嫌いなやつもみんな幸せになるんですから。ひねくれた考えでしょう(笑)。ですから、景気が悪くてパイが小さくなる中で戦うのは好きなんです。…仕事仲間がいれば十分で、友だちはいらないと思っています(林 修・小池百合子『異端のススメ』pp.171-172)

仕事は大切ですが、友達はもっと大事です。人生は、人と生きるものだからです。

 これは女優の工藤夕貴さんのことばです。彼女は、1983年、小学生時代に渋谷でスカウトされて、芸能界に入りました。自分の将来への思いがまだ明確に定まっていないときだったのですが、この世界で精一杯やってみるのも一つの生き方、と決心しました。人にも、自分自身にも絶対にウソをつかない、中途半端は絶対にイヤ、堅いと言われても自分を貫き通しました。実は、彼女は歌手井沢八郎さんの御嬢さんです。ずっと公表せずに、隠していました。自分の本当の力を知りたくて、自分自身の力で歩きたかったからでした。名が知られている父の娘として活動すると、『親の七光り』のように世間からは見られるかもしれない。自分の力で仕事をしていくために、あえて公表しなかった」と語ります。アイドル時代のデビュー当時は、「何か違う…」「このままでいいのか?」と自問・葛藤の日々だった、と言います。英語がほとんどできないレベルから、独学でそれをマスターして、16歳の頃から無数の壁にぶち当たりながらも、ハリウッドに挑戦を続け、役者魂を持つ国際派女優としての評価を獲得していきます。私は、ほとんど不良のようでした。正直すぎて、とても社会に反感を持っている学生でした。芸能界に入って、つまづくたびに、それでも正直にやり続けるぞと突っ張ってここまで来ました。これが良かったと思っています。」 そして冒頭の言葉につながるのです。みなさんは、林先生の生き方と、この工藤さんのことばのどちらを選びたいですか?私個人は、躊躇なく後者を選択します。

 漢字の“友”という字をよ~く見てみてください。じ~っと見ていると、2つの人という字が見えてきます。左上のかたむいた”人”を、右下の”人”が支えている。倒れそうな人を懸命に横から支えている。これが字源なんです。

 大分昔、歌手の谷村新司さんの『こころに響く言葉』(講談社、1996年)という本を読んでいて、心に残った言葉があります。次の言葉でした。当時担任していた生徒たちによく語ったものです。

生意気に、いつも粋がって、
ひとりで生きてきたような顔をしていたけれど、
何もできなかった。
いくら感動しても、片方の手だけでは感動の拍手すら表現できない。
そう、ひとりじゃ、何もできなかった。
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