私の好きなホテル

IMG_3360 出たばかりの、桐山秀樹『じつは「おもてなし」がなっていない日本のホテル』(PHP新書、2014年)を読了しました。最近の食品偽装に始まり、一連のホテルの問題に鋭く切り込んだ、問題提起の書です。

 今回の問題の本質は、食材の偽装だけではありません。ホテルを運営する経営トップが、ホテルの現場で起こっている問題点を絶えずチェックし、把握したうえで改善を指示する。そうした体制がまったく取れていなかったことにあります。おかしな記者会見をやった社長は、ホテルに関してはズブの素人だった。つまり、ホテル運営の”プロ中のプロ”であるべき人間が経営をやっておらず、親会社の単なる天下り先になっていた。これが問題です。 (p.16)

 ドラッカーの言葉を引いて「本業であるホテルとは何か?」「ホテルの顧客とは何か?」「ホテルの利用客にとっての価値とは?」「ホテル業はどうあるべきか?」と、絶えず問い続けるべきだ、と提言をしておられます。

詳細を表示 私は商売柄、ホテルを利用することが多いのですが、大好きなホテルがあります。島根県の西の端の津和野高校に勤めていた時には、3年間で37回も(!)博多に出かけました。いつも泊まるホテルは、中州の「エクセル東急」です。英語科のみんなでフグを食べに出かけた時に泊まったのが初めてでしたが、非常に感じが良かったんです。朝食も最高に美味しかった。博多のどこへ行くにもアクセスがいいので、私のお気に入りの定宿になります。ある時、タクシーでホテルに到着して部屋に入ったところ、ロンドンで買ったお気に入りのバーバリーのセカンド・バッグ(高かった!)をタクシーに置き忘れたことに気が付きました。フロントに電話して事情を説明したら、30分もしないのに、部屋まで届けてくださいました。わざわざタクシー会社まで取りに行ってくださったのでしょう。大感激しました。このことがあって以来、会員となって、私は博多では必ず「エクセル東急」に泊まる、と決めています。リーガロイヤルホテル」は、ライトハウス英和辞典』(研究社)の主幹の故竹林 滋先生が大好きだったホテルです。私も影響を受けて、よく利用するようになったのですが、雰囲気が素敵ですよね。大阪のリーガロイヤルは、特に好きですね。竹林先生の「お別れの会」も、東京のリーガロイヤルホテルでした。最近も、広島のリーガロイヤルでくつろぎました。岡山市のグランヴィア」も、教え子の結婚式で利用して以来、お気に入りのホテルです。駅に隣接していて便利なのと、スタッフのおもてなしが最高にいいので、私の中では三ツ星ホテルです。伊勢志摩・賢島の「宝生苑」も強い印象を残したホテルでした。眺望の素晴らしさと、食事が豪華なことが一番のお気に入りです。以前あった東京の「山の上ホテル」の落ち着いた雰囲気も大好きでした。東京・九段の「グランドパレス」も若い頃よく泊まりました。スタッフの方が、2か国3か国語を見事に操っておられるのを目の当たりにして、やはり一流ホテルは違うなあと感激したことでした。東京・千鳥ヶ淵にあった「フェアモントホテル」のコーヒーが抜群に美味しい、とさださんから聞いてよく行ったものです。外国人が多かったですね。私は帝国ホテル」関連の本をたくさん読んでいるんですが(⇒コチラです)、一流ホテルとはかくあるべし、というプライドがいたる所に見えて、一度泊まってみたいと思っています。生井 俊『本当にあったホテルの素敵なサービス物語』(こう書房、2007年)に描かれているような、心地よい静かなサービスの素晴らしさに触れることを楽しみにしながら、全国を飛び回りたいと思っています。

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