内海の初勝利!

 「遅くなってすみません!」 大好きな読売ジャイアンツの内海哲也(うつみてつや)投手が、10試合めにしてようやく勝ちました。これまで9登板で0勝5敗。開幕からの2か月間、白星無しは2009年の7登板を更新し内海哲也て、自己ワーストでした。普通の投手なら、これだけ勝てないと先発を外されたり二軍に降格されるものですが、彼は先発マウンドに立ち続けました。「内海が勝たないと優勝はない」と首脳陣が信じている証です。苦しかったが、いつかはこの日が来ると信じて一生懸命準備した。良くても悪くても調整を変えないようにしました。変えないことを心がけました。色々と辛かったですが、いつか勝てると思って腐らずに毎日頑張った結果がこのように出ました。まだまだ試合は続きますから、勝てるように頑張っていきたいと思います。ようやく1勝できたんで、これからはチームに恩返しできるように頑張っていきたいと思います。」と内海投手。自身の登板日、味方の1試合の平均得点はわずかに1.7。援護に恵まれませんでした。しかし彼は決して泣き言を言わず、「忍耐、質実、謙譲」の精神を胸に、黙々と投球練習に励みました。帽子のひさしに書いた「柱」という文字を見つめながら、悔しい思いは胸の内に秘めて。雪辱への思いを聞くと「僕はそんなことを言っている場合じゃないですから」と危機感をあらわにしました。「かわいそうだ」などと同情されたくない、と思っていたに違いありません。「自分が相手をゼロに抑えていれば勝てた。打線が打ってくれないなんていうのは泣き言だ」と。防御率は3.70。自分よりも防御率の悪いピッチャーが、4勝も5勝も6勝も挙げている不条理を思わないはずがありません。「いつもいつも、打てなくて悪いな。頑張ってくれ」と原監督から声をかけられたと言います。「感謝しています。気持ち的にはすごい楽になった。でも、自分が打たれて勝てなかった時もある。しっかりしないといけない」とあらためて奮い立ったそうですよ。

 5月16日の広島戦。8回途中6失点で降板を告げられたとき、投手コーチがマウンドへ着く前に、怒りのあまりさっさとベンチへ歩き出しました。4敗目。心が完全に乱れていました。試合後、原監督に呼ばれ、「ジャイアンツのエース、ローテの人間が、そんな態度でいいのか!人間は逆風が吹いている時にこそ本性が出る。お前はいつか勝つ。絶対に勝つ。でも、ここでどういう『戦い様』を見せるのかだ」と、険しい表情で叱責したと言います。「すみませんでした。二度とこういうことがないようにします」と猛省し、マウンドでの立ち振る舞いを改めたそうです(「スポーツ報知」5月30日付け)。原監督は、名実ともに偉大な監督になってきました。 

 内海はずっと勝てなかった。抑えの西村も怪我でいない。阿部も村田も長野もロペスも不調。救世主的な活躍をしていた橋本とアンダーソンも怪我で離脱。沢村も二軍暮らし。期待のキューバの助っ人四番のセぺダも1割台の打率。これだけ予想外の不調と故障が連発しているにもかかわらず、この位置(首位と2ゲーム差)にいる巨人軍の底力はあらためてすごいと思います。今日の内海投手の勝利は、逆風の時にも腐らずに努力を続けることの大切さを改めて教えてくれました。

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