yをiに変える?

丸付きクエスチョンマーク 「「短母音+子音」で終わる動詞には、最後の子音字を重ねて-edをつける」という規則を、訳も分からずに丸覚えしている人が多いようです。今日も授業で注意しました。ちゃんと理由があります。

   stop ⇒stopped      occur⇒ occurred      permit⇒ permitted

それは先行する母音が短い、ということを示すために子音字を重ねているんです。もし仮に重ねないで、stopedとした場合には、長い音で[stoupt]と発音されてしまいますね。このことをちゃんと理解している人は、この種の綴り間違いは絶対にしません。分かってない人は、高校3年生になっても、まだ間違えます。

 次に、「「子音字+y」で終わる動詞にはyをiに変えてedをつける」というルールも習いましたね。これも丸暗記ですか?これは、過去形の語尾に限ったことではなく、形容詞名詞の複数形の場合にもあてはまりますよ。

   carry ⇒carried          study⇒ studied       try⇒ tried                          beauty⇒ beautiful     history⇒ historical      happy⇒ happier                        city⇒cities

これは、[i]という発音を示すのに、語の中ではiを、語末ではyをという使い分けをするようになったためなのです。以前はi/yが入り混じって使われていたのを、整理した結果なんですね。では、studyingにおいて、yをiに変えずにそのまま-ingを付けるのはなぜでしょう?いかに語の中間ではiが一般的とはいえ、-ingの前にもう一つiを置く(× -iing)わけにはいかないでしょう。一方、「母音字+y(たとえばgay)の場合、yをiに変えないのはなぜでしょうか?「ルールだから」ではちょっと情けないですね。仮に、×gaierとしたら、母音字が3個続いてしまいますね。これを避けるためなんです。このように、綴り字にも立派に「理屈」が存在しているんですよ。生徒たちには、「暗記」「理屈」のバランスをとって勉強するように強調(強要?)しています。

 今日は、綴り字に関してのお話しでした。いつもブログを見てくださっているみなさん、ありがとうございます。夏休みが近づいていますが、受験生・3年生担当の先生は「夏が天王山」です。私は今、志望校別集会の資料作りに、今週から開始する「東大・京大英語講座」の教材作りに慌ただしくしています。

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