9月ベネッセ・駿台マーク模試

 先週末に「9月ベネッセ・駿台マーク模試」を実施しました。割と簡単だったようで、生徒達は点が取れたと喜んでいました。私は東京に向かう新幹線の中で解いていましたよ。

 自己採点を終えて、生徒たちにこれから強化しなければいけない苦手な分野はどこか?私の行く4クラスの生徒諸君に尋ねてみました。以下は、その結果の集計です。生徒たちの苦手意識がそのまま反映した数字となっていますね。

▲第1問  5名   …対策をすれば満点確実な箇所
▲第2問  11名  …知識の総量が問われる
▲第3問  25名  …ここもやり方を知らないために落とす生徒が多い
▲第4問  77名! …圧倒的に苦手意識が強い
▲第5問  14名  …イラストがなければただの読解問題
▲第6問  17名  …ここは語彙力のガチンコ勝負

 圧倒的に第4問の「図表・グラフ問題」を苦手にしている生徒が多いようです。Bの「広告問題」ではなく、Aの「図表・グラフ問題」です。この問題のポイントは四つ。

(1)私の日頃の観察では、ここを苦手にしている生徒たちの多くが、この問題特有の語彙を知りません。図表の説明ですから、当然「増減」「程度」「比較」「目的」「結果」「調査」などを表す特有の表現が多用されます。また、英語は同じ言葉の繰り返しを嫌いますから、別の表現で同じことを言う傾向があります。まずはこの語彙をきちんと整理しておくことをお薦めします。私の『2015年度センター試験対策本』(自費出版、2014年)の98,99ページにまとめてあります(まもなくこの本、今井書店グループで販売になります)。

(2)問題英文の構成は、出だしから前半部分で、現状認識・問題発見・問題提起がなされます。そして中盤以降で、行われた実験・調査の数字の分析・比較・検討が行われ、最後に、解決策の提示や新たな問題提起が行われる、という特徴を持っています。そういう意識で英文を読むといいでしょう。

(3)次に、英文と図表を行ったり来たりしなければならないので、面倒くさく時間もかかります。近年センター試験では、意図的にこの第4問を難化させているふしが見られます(以前は楽勝問題でしたが)。根気強く照合作業を行いましょう。「王道」はありません。

(4)さらに、最後の新傾向問題「この後にどのような内容が続くか?」(Which topic might follow the last paragraph?)の問題は、最終段落に必ず「A & B」という記述が出てきますから、ここを見逃さないことです。そのどちらかが書かれ、どちらかが触れられていないままですから、それが正解ということになるわけです。

 それでは今回も、この模擬試験の「見直しプリント」「ダウンロードサイト」にあげておきました。ご参考になさってください。

  • 「9月ベネッセ・駿台マーク模試」見直しプリント 島根県立松江北高等学校IMG_4740

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