地域課題研究発表会

IMG_5164 松江北高校では、10月30日(木)、地域のかかえる課題を取り上げて、把握し、解決策を提案するという「学習成果発表会」が開かれ、1年生が人口減少などをテーマに自らの考えを披露しました。地域が抱えるさまざまな課題の解決に向けた能力を育てようと、今年度から1年生を対象にした新たな学習が取り入れられたんです。今日はその成果の発表会(ポスターセッション)です。

 (1)自らの考えを分かりやすく話し、質問を聞き、答えることで、コミュニケーション能力の醸成を目指す、(2)論理的に説明を行い、その結果他者の共感を得ることを目指す、(3)他者から自己の意見に共感(肯定)される経験を経ることで、自己有用感を得る、という三つの大きな目標を掲げて行われたプログラムです。

IMG_5167 1年生312人が体育館に集まり、グループに分かれて取り組んできた学習の成果を展示パネルに掲示し、発表しました。生徒たちが発表したテーマは、ことし初めて70万を割り込んだ人口減少の問題や、災害による被害を減らすための対策、高齢者がいきいきと暮らせる支援の具体的活動、外国人に対する松江市民の反応、水郷祭の後のゴミ問題について、シジミ漁獲量全国1位を取り戻す~水質問題の改善、縁結びの国島根観光ツアーなど、全部で50にものぼりました。自作のポスターを用いた各班の発表を聞いて、質疑応答を行いました。

 なお、生徒相互の評価、40名の保護者などによる審査の結果、1位に選ばれたグループは、松江市の松浦市長に政策の提案をすることになっています。なお、この生徒たちの発表の模様は、NHKのテレビニュースで、午後6時から放映されました。

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