多くの観光客・市民が利用する小樽の玄関口、JR北海道・小樽駅の駅舎側の4番ホームを「裕次郎ホーム」と呼ぶそうです。1978年5月15日、このホームで石原裕次郎さんが、NHK「北紀行」という番組のロケを4番ホームで行ったことがあることから命名されました。ホームには石原裕次郎の等身大パネルが置かれています。実際に命名されたのは2003年6月17日の「小樽駅開業100周年記念事業」のときだそうです(小樽駅開業は1903年)。石原裕次郎は3才から9才までの幼少期に小樽で暮らし、小樽を第2の故郷であると思っていたそうです。裕次郎が小樽で暮らしていたと言うことは、元東京都知事の石原慎太郎さんも「小樽」育ちということになりますね。南小樽には来年閉館となる「石原裕次郎記念館」があるとのことで、時間が許せば訪れてみたかったんですが、何せ行くところが多くて今回は断念しました。小樽駅のこの「裕次郎ホーム」だけはしっかりと写真に収めてきました。
当時のニュース記事「裕次郎ホームが誕生 北海道・小樽駅で除幕式」は、次のようなものでした(2003年6月)。
JR北海道は、小樽駅(小樽市)の4番ホームを、俳優の故石原裕次郎さんにちなんで「裕次郎ホーム」と名付け、17日に除幕式を行った。同駅開業100周年事業の一環で、来月17日が裕次郎さんの17回忌に当たることから、1カ月前のこの日、除幕式を行った。(中略)4番ホームでは1978年、裕次郎さんがテレビ番組のロケをしたことから、等身大のパネルも設置されている。