岩崎宏美の「夢」

★神様がくれた休暇?!★

 抜群の歌唱力で歌い上げる岩崎宏美(いわさきひろみ)さんには、さだまさしさんへのトリビュート・アルバムがあるくらいですから(⇒私の紹介レポートはコチラ)、二人は非常に仲が良く、「ひろみ」「まさし」と呼び合う仲です。山口百恵ちゃんに『秋桜』(コスモス)があって、なんで私にないのよ!」と脅迫して(笑)作ってもらった曲が「夢」という歌です。さだまさしさん作詞・作曲の「夢」が発売になったのは2001年のことでした。ところがちょうどその頃、岩崎さんはのどにポリープができていて、本来の声が全く出なくなっていました。神戸で行われたコンサートで、こんばんは、皆さま、ようこそお越しくださいました。岩崎宏美です」幕があいて客席に向かって最初の一言を発した瞬間、そのガラガラ声に、お客さんがスーッと引いていくのが分かったと言います。その後、どうステージをこなしたのか、ちゃんと歌えたのか、全く記憶がないと言います。アンコールの時に、もう無理なので、休みます……」と、泣きながら宣言したそうです。さださんにお詫びの電話を入れます。新曲のPRの時期なのに、歌うことができなくて申し訳ない、と。すると、さださんは、こんな言葉を岩崎さんにかけたそうです。

 「これは神様がくれた休暇だよ。宏美の歌い方でポリープができるとは思えないけど、宏美は今まで休まずにずっと歌ってきたんだ。一度リセットして、また新たに頑張れっていうエールなんだから、何も心配しないで、ゆっくり治せばいいよ」

 岩崎さんは涙が溢れたそうです。そして、逃げずに不調と向き合おうと、そのとき決心がついたそうです。その後、のどが元に戻るまでには一年以上かかりました。この経験から、歌えることは当たり前でなく奇跡なのだ、と気づくことができました。歌手最大の危機をプラスの経験に変えられたのは、さださんのあたたかい励ましの言葉があったからこそだ、と語っておられます。最新の『PHP』10月号に、このいい話を岩崎さんが書いておられたので、ご紹介しました。岩崎宏美さんの「夢、さださんらしいいい曲です。さださん自身も歌っておられ、本家と聞き比べてみるのもいいでしょう。

 このさださんの言葉が救いとなり、岩崎さんは、さらにさださんのファンになったと言います。「大好きだからなんです。昔から仲良くさせていただいているんですが、ここ10年ぐらいかな、自分の中でいろいろ大変な時期や立ち止まった時期に、こういう歌を書けるさだまさしさんはすごいなと思って。彼の曲を聴いて自分を奮いたたせる中で、まだまだ歌いたい曲があると思いました」 以来、「歌いたい曲を見つける」と、さだ作品を聴き続け、カバーをしてきた彼女。トリビュート・アルバムを作ることが決まったとき、最初に「歌いたい」と思った曲は「奇跡 ~大きな愛のように」だといいます。この歌をどうしても歌いたくてこのアルバムを作ったんです。去年の震災で皆が胸を痛めていたとき、この歌でどれだけ元気をもらったことか。私自身もまさしさんのコンサートでこの曲を聴いたときに声を押し殺して泣きました」 私もこの歌は大好きな作品で、特に出だしのサビから始まる「どんなにせつなくても  必ず明日は来る  ながいながい坂道のぼるのは  あなた独りじゃない」という詩が、ジーンときました。お聴きください。

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