カフェ「エルグレコ」

 「大原美術館」で名画を鑑賞した後、美術館入り口の隣にある名店喫茶にお邪魔します。倉敷の代表的な観光スポットである美観地区に店を構える、蔦のからまる「カフェ エル・グレコ(EL GRECO)」は、50年以上の歴史があるレトロな喫茶店です。本館に展示されている絵画受胎告知」の作者であるエル・グレコから名を取り、店内にはその複製画も飾られています。升目の竿縁天井は高く開放的、上げ下げ窓からは柔らかな光が射し込んでいます。大正ロマン的な雰囲気に浸ることができるカフェです。元々は、大原美術館の設立者である大原孫三郎が小作農地の管理、経営のため奨農土地管理会社を設立し翌年に大原邸の川向かいに、建築家である薬師寺主計の設計により事務所を建築したのが起こりです。薬師寺は好きだったアイビー(蔦)をこの建築のそばに植え、今では建物の外壁の全面を覆い美観地区のなか四季の彩りを添えています。大原美術館で絵を観た人たちが休むための場所がほしい、美味しいコーヒーを」という大原孫三郎の長男・總一郎の思いを受け、現オーナーの母・浦江さんが喫茶店として昭和34年に開店しました。

 上げ下げ窓や天井、大原家の家紋が入った扉などは当時のまま。随所に落ち着いた大正ロマンの雰囲気を感じることができます。店内にはエル・グレコの複製画や立派な壷が飾られ、トンボ玉や倉敷ガラス、七宝などの作品が展示されているコーナーもあるので、お茶を楽しみながら芸術も楽しむことができます。高い天井やケヤキのテーブルなど、レトロな空間で、ほっと一息入れることができます。 

 オープン当初からずっと守り続けているというこだわりのオリジナルコーヒーは、モカを主体にした4種類の豆で作った深みのあるブレンドコーヒーです。丁寧にネルドリップされたコーヒーは、柔らかくマイルドな味に仕上がっており有名です。私は暑い時期に訪ねたので、コールコーヒー」をオーダーします。ほっと一息、鑑賞の余韻を楽しむことができます。

 爆発的にヒットしたという自慢の人気メニュー「レアチーズケーキ」は、県外からわざわざ食べに来るほどの人気ぶりです。オーナーがニューヨークで毎日のように食べていたというお気に入りのチーズケーキを、知人のパティシエにお願いして再現してもらったそうですよ。とろけるような軽い舌触りで、さっぱりとした上品な甘さ。トッピングされたブルーベリーソースとの相性も抜群です。あっさりとしたケーキで、美味しくいただきました。私もゆっくりとこのお店で時間を過ごしました。

 外壁の全面が蔦で覆われた建物は、観光客の目を引きますね。蔦の隙間から優しい光が差し込む店内には、ケヤキの大きなテーブルが用意されていて、ゆったりとくつろげる空間になっています。観光で歩き疲れた時に、そして絵画鑑賞の余韻を楽しむ時には、ぜひ訪れてほしい場所ですね。私はここで一仕事片付けました。❤❤❤

◎週末はグルメ情報です!!

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