「ピースミュージアム」再訪

 「ナガサキピースミュージアム」には、長崎を訪れるたびにもう何回も訪問しています。私の過去の訪問記は⇒コチラコチラです  長崎市出身のさだまさしさんの呼びかけからスタートした、「ナガサキピーススフィア貝の火運動」に寄せられた募金をもとに、2003年4月古市徹雄先生の設計で誕生したミュージアムです。ピーススフィアは平和な球体、貝の火は慈しみの大切さを描いた宮澤賢治の童話に由来し、地球の平和をイメージして、美しい自然や子供たちの笑顔、音楽などを通して、平和の素晴らしさを訴える「平和文化型ミュージアム」として活動の幅を広げています。平和の素晴らしさを心豊かに味わうことのできる施設です。現在、世界では紛争、飢餓、貧困、環境破壊など多くの問題をかかえており、子どもたちが笑顔で生きることが出来るよう、平和への一歩を提案しています。さださんの開園にあたってのメッセージです(日本語と英語)。

▲背後に停まっているのは豪華客船

平和って何?と聞かれたら、一体どう答えますか?
子ども達にそう尋ねられたときに、僕はこう答えます。
「誰もが仲良く暮らすことです」と。
ところがこれが難しい。地球上では相変わらず、争いが絶えません。

「広島」「長崎」という記憶は、世界にとって一体、何なのでしょう。

長崎が最後の被爆地でありますように。二度とあの残虐な兵器が使用されませんように心から願っています。きっと誰もが。但し、その実現に、危ういものがあることも感じています。

私たちの「誰もが」心のどこかで夢見ている「平和な地球」を想像し、模索する、という意味で、その象徴的な建造物を「ピーススフィア(平和な球体)」と呼ぶことにしました。

平和の概念はとても難しいですね。
身近で解りやすい「平和」を表現する方法がないか、そうしてそれを「かたち」にすることで長崎から世界に、私たちささやかな人生を生きる日本の人々に発信できないかと願っているのです。

あなたの大切な人の笑顔を守るためにはどうしたらよいのか、また、何から始めるのか。
そんなことを考えるきっかけになってくれるような何かを、長崎に作ろうじゃないか。

それが、ピーススフィアの運動(貝の火運動)です。

あなたの力を貸してください。
長崎から世界へ。愛を拡げたいのです。

さだまさし

Message from Masashi Sada

“What is Peace?” How do you answer this question?
When children ask me that, I tell them,
“Peace is when everyone gets along and lives together happily.”
But this is easier said than done, and nations still wage war.
“Hiroshima” “Nagasaki”
What does the memory of what happened there mean to the world?
“Let Nagasaki be the last Hibakuchi. (site of an atomic bombed city)”
“Never let such cruel weapons be used again.”
This is something each of us prays for from the bottom of our hearts. But the reality is that a great danger that our prays will not be answered.
We imagine and grope for a “Peaceful world”. It is something that is somewhere in our hearts, that everyone longs for.
I call this movement the “Peace sphere”.
A conception of peace is very difficult, isn’t it?
I’m looking for a better simpler, more familiar way to express what peace is, and send it to the world from Nagasaki.
This is the message I want to give to all the world and to the Japanese people from all walks of life, just like us in Nagasaki.
What should we do to protect the smiling faces of those we love? How can we start?
I want to find something which gives us a chance to think about these questions and I think we can do that in Nagasaki.
That is the movement we call the Peace Sphere(Gem Fire movement)
Please give us your hand.
We want extend our love from Nagasaki to the World.

Masashi Sada

 ミュージアムを外に出ると、私のお気に入りの五線譜のモニュメントがあります。これはグラフィックデザイナーの故・福田繁雄(ふくだしげお)先生が制作を手がけた、五線に音符のモニュメントです。先生は単純化された形態とトリックアートを融合させたシニカルなデザインが特徴で、本のエッシャー」とも称されます。2009年にお亡くなりになりました。モニュメントのタイトルは「宙(そら)へ(2004年、九州地方を襲った台風の暴風により、高さが約10メートルという高さのため、一度曲がってしまいましたが、現在は修復され固定されています)と言います。さださんが「何故、「五線に音符」がモチーフなのですか?」と尋ねると、福田さんは、平和じゃ無くなる時、真っ先に奪われるのは音楽だからだよ」と答えられました。今日は、超巨大豪華客船が松ヶ枝埠頭に着岸しており、すごい背景をバックに記念撮影です。

▲原田泰治先生と 八幡も若いね

 館の入り口には、名誉館長の画家・原田泰治(はらだたいじ)先生の作品「二人の約束」が掲げられています。平和を願う原田先生らしいほんのりとする絵ですね。 原田先生は、平和について、まさし君は「誰もが仲よく暮らすことです。」と答えています。まさし君の初心を大切に、皆さんとご一緒に僕もピーススフィアの運動(貝の火運動)を支えていく決心です」と。私が訪問した時には、北川孝次(きたがわこうじ)さんの写真集出版の記念展「百年先の笑顔へ」が開催中でした。子どもたちの笑顔はくったくがなく本当に素敵です。私からあなたへ、そして隣人へ、笑顔のともしびを伝えていけたら、それはいつか大きな輪となって、町を、国をそして地球全体を 覆うことだろう。世界は広く、多様性に満ちている。 いろいろな国の人々の笑顔に接して、この人たちの笑顔を絶やさない環境が守られることを、 祈らずにはいられない」と北川さん。20年続いたさださんの恒例行事「夏・長崎から」では、さださんはいつもあなたの大切な人の笑顔を思い浮かべてください。そして、その笑顔を守るためにあなたに何ができるかを考えてください。そしてもうひとつ…考えたことを実行に移してくださいと呼びかけておられました。世界中では、未だに戦争で小さな子どもたちの笑顔が奪われています。1日も早く、戦争のない平和な世界が訪れるように願ってやみません。そんなことを、ピースミュージアム」のボランティアのお二人と話しながら考えておりました。この方たちに親切に中をいろいろとご案内していただきました。ありがとうございました。また「せんそうほうき」をもらってしまいました。歩いて長崎県美術館「特別展 さだまさしの世界」に向かいます。⇒私の訪問記はコチラです♥♥♥  

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