トイレの日

トイレ掃除をしている人のイラスト

 今日、11月10日は、日本では「トイレの日」です。1110=いいトイレ」という語呂合わせから、日本トイレ協会が1986年に制定しました。世界規模で見ると別の日で、世界トイレの日(World Toilet Day)」と言って、毎年11月19日が2013年に制定されました。制定したのは国連で、その国連が「世界トイレ機関」を創設し、第一回世界トイレサミット」を開催したのが11月19日だったため、この日付になったそうです。なぜそのような機関が作られたかというと、世界では3人に1人がトイレを使えない(世界の人口のうち9億4600万人が屋外で排泄を行っている)状態にあり、それが様々な病気の原因となっているのです。そうした現実を少しでも知ってもらいたいと、世界トイレの日」は作られました。毎日利用しているきれいで使いやすい進化したトイレは、決して当たり前のものではないことを銘記しておきたいものです。開発した人々、施工業者、きれいにしていただいている人たちのおかげで素晴らしいトイレを利用できるのです。世界には用を足すときにトイレを利用できない人が26億人もいるという報告もあります。当たり前と思われがちなトイレですが、感謝の気持ちを持って有り難く使わせてもらいましょう。トイレ掃除をすると幸せになれるという伝えもありますね。

 私はいろいろな大学・高校・会社にお邪魔することが多いんですが、トイレを見ればだいたいのことが分かります。きれいに掃除が行き届いているかどうかを見ます。そういう点で、私の勤務する松江北高は落第です。オープンキャンパスに出かける生徒たちには、大学の「トイレ」「図書館」をチェックしてくるように指導しています。私の尊敬するイエローハットの鍵山秀三郎(かぎやまひでさぶろう)さんは、伸びる会社は、訪問すればすぐわかる。「いらっしゃいませ、おはようございますという爽やかな挨拶が返ってくる会社」、「事務所や工場がキッチリと整理整頓されている会社」「トイレの掃除がゆきとどいている会社」。この三つのことができている会社は間違いなく伸びる。逆に、これらが出来ていない会社は、今、ある程度の業績であっても、必ず駄目になる。そして、このことは人にもあてはまる。当たり前のこと、簡単なことをしっかりやり続けている人は、間違いなく成長する。逆に「凡事徹底」ができない人は絶対に伸びない」とおっしゃっておられますね。本当にその通りだと思います。もうずいぶん前になりますが、米子の「TOTOショールーム」の対応の爽やかだったこと、今でも忘れることができません。親切・丁寧な説明に、帰る時には玄関まで出て姿が見えなくなるまで見送っていただきました。

 私は全国いろんな駅に降り立つんですが、汚れたトイレも数多くありますね。トイレの場所が分からなくて苦労することも多いんです。大きな駅の場合は特にそうです。最近も、小倉駅で、博多駅で苦労しました。地元の松江駅の構内のトイレはまだ許せるにしても、米子駅のものはひどいですね。駅の片隅に追いやられています。長崎駅もそうでした。デパートなどもそうですね。エスカレーターを昇ったところにトイレの表示があれば、お客さんはずいぶん楽なんですが、ほとんどがわかりにくい場所にあります。もう少し利用者のことを考えた配置にしてもらいたいものです。

 駅のトイレということで、私が一番感心したのは、大分県の大分駅ですね。この駅は、2年前にデザイナーの水戸岡鋭治(みとおかえいじ)先生が、プロデュースされた駅舎なんですが、実に細かいところまでこだわりを持って一貫したデザインをしておられることが、トイレ一つとってもよく表れていますね。まず第一に、改札口正面の分かりやすい場所に配置されています。入り口からして素敵な外観です。

DSC01753 入口には温泉風の暖簾(のれん)がかかっていました。前室を設けて、「多機能トイレ」が通路から直接見えないような配慮もしてあります。左右勝手違いで2カ所に設置してあり、さまざまな身体状況の利用者を想定して、さまざまな装備が完備されていました。トイレに入ってまずびっくりするのは、壁一面に人気の特急「あそぼーい」のキャラクターの「くろちゃん」がそこらじゅうにちりばめてあり、トイレの雰囲気が非常に明るく可愛らしいものになっているということです。こんなトイレ初めて見ました。大便器ブースの間仕切りは天井まで立ち上げてあり、防犯対策を図るとともに個室感を高めています。お子様連れに配慮した背の低いキッズ小便器もあり、細かいところにまで配慮がなされていました。洗面コーナーは、間接照明DSC01750の光が空間を明るく照らしており、女性用トイレには、身繕いができるように全身鏡を配置したパウダーコーナー、小さめの棚と手荷物用の棚を設けているそうです(入ってみたわけではないので―笑)。男性用小便器の間には、プライバシーに配慮して圧迫感を与えない程度の間仕切りを設置していました。棚に荷物が置きやすいように鏡は少し高めに設置されていました。水栓金具は、ノンタッチで水の出し止めができる自動水栓を採用しています。できたばかりの駅とはいえ(リニューアルしてからおよそ2年です)、こんなきれいなトイレだったら、利用者もきっと気持ちよくきれいに使うと思います。お手本にしたいトイレです。トイレを写真に撮ることなどないのですが、ここだけは撮りたくなりました。 ❤❤❤

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