授業が恋しい!

 今から2年前、平成25年3月に、38年間の教職に別れを告げて退職しました。オファーされた一切のお仕事は全てお断りして、のんびりと過ごす道を選択しました。4月、5月と、何もせずに毎日ブラブラしたり、美味しいお店を訪れたり、好きな旅行に出かけたり、溜まっていた本を読んだりと、天国のような日々を悠々自適に過ごしていました。6月からは、再び松江北高に常勤講師として復帰しました(朝の6時半に登校する私に、二年間毎日美味しいコーヒーを入れて待っていてくれた佐藤敦子先生のミシシッピ大学院留学のための代替講師でした)。授業、補習、副担任業務、部活動、校務分掌にと、二年間忙しい日々に明け暮れました。佐藤先生もお帰りになり、今年平成27年の6月からは、非常勤講師として、週にわずか6時間の授業を担当しています。授業が午前中に終わることが多いので、美味しいお昼ご飯を食べに出てから、家に帰ってお昼寝をすることができます(尊敬する故・渡部昇一先生は生前お昼寝をよくなさっておられました)。土曜・日曜は必ず休めるし、木曜日も授業がないので、週休3日です。たまにこれに行事等が加わると、大型連休になったりもします。今まで行けなかった全国各地に旅することができて嬉しいのですが(門司・小倉・大分・長崎・佐世保・福岡・広島・名古屋・熱海・大阪・神戸・京都)、時々授業が恋しくなったりもします。やはり私は忙しく飛び回っている方が性に合っているのかもしれません。忙しく勤務に明け暮れている時には、授業が恋しいなどとは思う暇もなかったのですが、無くなってみるとやはり寂しいものですね。

 私の大好きなウェイン・W・ダイアーの『「小さな自分」で一生を終わるな!』(渡部昇一訳、三笠書房、2008年)という本に、「小さな魚」のエピソードが載っています。

 「お願いがあるのです。あなたはぼくより年上だし、経験も豊かだから、きっとぼくを助けてくれると思うのです。大洋というものがどこにあるのか教えてください。あちこち全部探したのだけれど、見つからないのです」
 と大洋に住む魚が、別の魚に聞いた。別の魚は
「大洋って、今君が泳いでいるのがそれさ」 
 と答えた。
「えっ、これがですか?でも、これはただの水ですよ。ぼくがずっと探しているのは『大洋』というものなのです」
 と小さな魚はひどくがっかりして言った。   (pp.148-149)

 私たちはすでに「幸せ・豊かさ」の中に浸っているのに、それに気がつかないでいます。豊かさを探し回る必要などはないのです。上の小さな魚はどんなに遠くまで泳いでいっても、大洋の外に出ることはありません。大洋は果てしなく広がっているのです。あなたが波長を合わせさえすれば、今自分がどんなに豊かさの中に暮らしているかが、すぐ分かるはずです。今日はそんなことをかみしめながら、上の本を久しぶりに読み返してみました。私はダイアーファンです。

【追記】 旅行三昧の続きは、来月、姫路城→神戸ルミナリエ→京都→天橋立→森の中の家安野光雅館、を計画中です。そして大大好きな水戸岡鋭治先生デザインの素敵な列車「丹後の海」「あかまつ」「あおまつ」に乗ってきます。❤❤❤

広告
カテゴリー: 日々の日記 パーマリンク

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中