まず変更がないか確認を!~「練習は本番のように、本番は練習のように」

★センター試験で大切なこと!

 センター試験の会場で、筆記】試験問題が配られ、試験開始の合図があったら、まず最初にしなければいけないことは、問題用紙を1ページからパラパラとめくり、問題の出題傾向に大きな変更がないかどうか確認することです。これをやらずに、第1問からサッサと解き始めてしまうと、大きな変更のあった問題にぶつかったときに、動揺が走ります。人間初めて見る問題はなかなか冷静にとらえることができないのです。まず最初の1分でサーっと目を走らせ、例年と大きな変更がないかどうか確認をします。なければいつも模試を受験するときにやっているように平常心で解き始めます。「本番は練習のように、練習は本番のように」というのが私の指導哲学です。予め変更点が分かったときには、心の準備だけしておくといいのです。「あー、あの問題が例年とは違うぞ!」という気持ちで、そこへ向かっていきます。全国の受験生全員がこの問題にあたるわけですから条件は同じです。そして新しい傾向の問題が出題された1年目は、易しい問題が多いことも頭に入れておきましょう。このことを毎年口が酸っぱくなるほど言っていて、大きな変更があった年度には、「言われたとおり、予め見ておいて良かった」と、卒業生たちにずいぶん感謝されました。今年は大きな変更はないだろうというのが私の予想です。

 受験番号氏名科目コードを忘れないことは常識ですね。以前の勤務校で、三年生最後の定期試験をマーク試験として、マークリーダーで採点をすることにしました。試験前に何度も受験番号をマークしないと0点にするよ、と予告して、当日の試験においても教室を周り、そのことを確認したにもかかわらず、マークし忘れた生徒が数人出ました。約束通り、0点で処理して成績会議に臨みましたが、担任を始め先生方から苦情が出て「ひどい!かわいそう!」ということで、もう一度再試験をするということになりました。何らオカシナことをしていないのに、悪者にされたことに納得がいかない私は、それ以上一切関わり合いませんでしたが、その年のセンター試験の本番で、その該当生徒がやらかしてしまいました。日頃いい加減な生徒は、本番でも同じことをしがちなんです。あのとききちんと反省していれば、いくらでも防げた誤りです。あそこで甘やかしてしまった担任を始め、先生方はメンツまるつぶれでした。「練習は本番のように、本番は練習のように」を疎かにしていると、思わぬ落とし穴にはまります。本番で「受験番号」を忘れたらどのようなことが起こるか、松江北高でも知らない生徒、教員(!)がたくさんいます。0点になる」と本気で思っている人もたくさんいます。私は2回実体験をしているので、生徒たちには実力で点が取れないのはまだしも、こんな基本的なことで足下をすくわれるのは絶対に避けよ、と言っています。―「経験は最高の教師である。ただし月謝が高い」(トーマス・カーライル)

 自己採点では、162点を取ったことになっており、楽勝気分で二次出願したら前期・後期ともに不合格でした。ほとんど合否の読みは狂うことがないように、私は長年自己研鑽していたつもりでしたが、この結果だけは理解が出来ませんでした。後日、成績開示の得点が返ってきたのをみると「0点」となっていました。原因はアレでした。⇒コチラです  自己採点もきちんと出来ない人が、全国の受験生で8割以上もいるという予備校のデータがあります。いかに正確な自己採点が重要かは、受験指導を長年やった先生なら、よーくよく分かっておられることでしょう。最近、2017年度の英語センター本試験の分布で、平均点付近で2点違うとどのくらいの順位が違ってくるのかを、同僚の正村先生に計算してもらいました。それによれば9,504人です。長文問題1問6点違うと、28,621人です。たった1問でこれだけ順位が異なってくるのです。⇒詳しくはコチラ  模試の判定でも、自己採点がデタラメ状態では、デタラメな志望校判定結果しか返って来ませんね。ましてやこれが本番となると…?この恐ろしさを生徒にきちんとデータで伝えて、毎回追跡をかけて、限りなく自己採点ミスを0点に近づけていく努力を怠ってはなりません(現場でこのことがどれだけできているか、はなはだ疑問!)。これもやはり「練習は本番のように、本番は練習のように」です。自己採点が結構違っていたのに合格できた、と安堵する生徒たちがたくさんいますが、それは全国のほぼみんなが間違っているからで、「自己採点、みんなで間違えれば怖くない」の世界です(笑)。

 今日述べたことの要点を、もう一度最終確認しておきましょう。

①試験問題が配られ「解答始め!」の合図があったら、問題用紙を最初から最後までサラーと眺めて、例年と大きな傾向の変化がないかどうか確認してから、解答を始める。
②受験番号・氏名・科目コードのマークを絶対に忘れない!再確認も!
③自己採点は慎重の上にも慎重に行い、誤差0で二次出願に臨む!そのためにも本番では、問題用紙に自分の解答の転記をきちんと行うこと。

★今年のセンター試験受験者582,669人。さあ、これで本番、頑張ってきて下さい!!

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