【検証】センター発音・アクセント問題

★やはり予想通りだった!!

 私は2018年1月18日付けのブログで、今年度英語センター試験の【第1問】A.発音問題で、次の2問で生徒たちがつまづいているだろうとして、集計結果を待ちたいと予言をしました。⇒コチラです 今日はその検証をしてみたいと思います。

問3 ①bird                 ②hard                   ③journey                  ④work

問2 ①helped            ②laughed            ③poured                    ④searched

 今日学校に、ベネッセ(進研模試編集部)『2018年度大学入試センター試験徹底分析』が届けられ(この本はその年のセンター試験結果を分析して振り返る上で、とても貴重な資料です。みなさんはどのような活用をしておられますか?)、それによれば、自己採点において、問3が全国正答率17.7%問249.1%と、半分を下回っており、まさに予想通りでした。問3の誤答で圧倒的だったのは、journey(44.4%)でした。これは日頃英語を読む際に、この英語特有の音が出せない受験生たちが(彼らは「バード」「ハード」「ジャーニー」「ワーク」と読んでしまいます)、日本語読みして「ジャーニー」と読んだためと思われます。やはり毎日の授業の積み重ねが全てですね。問2の誤答で多かったのは②laughed(23.1%)です。「-edの発音」に関して、低学年で「フプクシュスチの法則」(-edの前の音がf/p/k/sh/s/chの時には/t/と発音する)を押さえておけば、いくらでもできる問題でした。ぜひこの機会に押さえておきましょう。

 一方、B.アクセント問題では、問2が41.7%、問4が48.9%と、2問が半分を下回りました。その2問が次のものです。

問2 ①deposit          ②foundation         ③opinion                 ④register

問4 ①championship  ②delivery         ③relatively              ④supermarket

 今年のセンター試験では、全7問中4問が、正答率50%を下回るという結果に終わりました。準備を何もせずに臨んだ受験生は手ひどく叩かれたことでしょう。

 過去に出題された単語が再出題されることを、「お色直し」「先祖返り」などと呼んでいます。この3年間の本試験・追試験に出題された168語中、「お色直し」で再出題された語が42語あります。率にして25%です。なんと、1/4が過去問から再出題されているのです!【アクセント問題】に限定してカウントしてみると、過去全645出題語中268語が再出題されています。率にして41.5%です。過去問をやれ!」と言う私の姿勢が理解できるでしょう?「同じ問題なんか出ないのだから、過去問なんかやっても意味がない!」などと、とんでもないデマを飛ばす予備校講師がいますが、全くナンセンスな発言です。信用してはなりません。今年の出題で確認してみましょう。

●2018年度本試験の「お色直し」●

【発音問題に出題された語】
commit 1996追
convince 2010本
insist 1990本 2000本
journey 1998本 2000追

【アクセント問題に出題された語】
danger 1993追
opinion 1990本
frequently 2000本
supermarket 1992追

 また今年の出題で、私の『2017年英語センター対策本』(自費出版、800円)に挙げられた4種類の「頻出語リスト」の的中率を調べてみると、発音問題の12語中7語的中(58% うち★印4語)、アクセント問題16語中12語的中(75% うち★印4語)でした。やはりいつも言っているように、「狙われる単語は決まっている!」ということを再確認できますね。「過去の出題語」の一覧表はコチラをご覧ください。

 さて、この一週間後に実施されたセンターの「追試験」においても、この傾向は顕著に見ることができます。なんと全28語中9語が(約3分の1ですよ!)過去問より出題されました!

●2018年度追試験の「お色直し」●  

【発音問題に出題された語】 
honest 2008本 2013追 
honor 2012追 
hour 2010追 

【アクセント問題に出題された語】 
blanket 2000追 
custom 1991本 
distinct 1999本 
assistant 1991本
photographer 1994本
responsible 2007追

 追試問題における私の「頻出語リスト」の的中率を調べてみると、発音問題の12語中8語的中(67% うち★印4語)、アクセント問題16語中11語的中(69% うち★印10語)でした。まさに「狙われる単語は決まっている!」のです。「賢者は歴史に学ぶ」(ビスマルク)、私の好きな言葉です。

★では、何をしたらよいか??

 私は毎日の授業で、【第1問題】の対策として、次の4つをやるように生徒に指示をしています。これだけで満点を狙うことができます。この分野は短期間で集中してやることができますよ。なおこの分野は、日頃の英語の成績と必ずしもきれいにリンクしないという、弁別性に疑義のある問題です。しかし、以下のことをきちんとやった私の生徒たちは、ちゃんと得点しています。いつも私が強調しているたり前のことをカになってゃんとやる」(ABC)「英語は絶対に裏切らない!」の重要性を改めて認識したいですね。❤❤❤

(1)センター試験(1990年~)本試験・追試験の第1問に出題された単語を音読して総ざらいしておく(一覧表を配布して確認)。

(2)八幡『2017年センター英語対策本』に出ている4種類の「頻出語リスト」を、チェルシー先生のCD(2枚組)について音読する。「カタカナ語」には要注意!

(3『重要問題演習』『直前演習』(ともにラーンズ)の別冊の巻末に掲載されている「頻出語」を、QRコードを使って音声をダウンロードしてチェックしておく。

(4)『蛍雪時代』12月号(旺文社、2017年)に挙げられた水野 卓先生の「鉄人厳選!発音問題頻出単語BEST100」&「鉄人厳選!アクセント問題頻出単語BEST90+9」を音読しておく。

▶これをきちんとやった生徒たちは高得点を取っている!

 

 

広告
カテゴリー: 英語指導に関して パーマリンク

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

w

%s と連携中