「片岡梅林」の紅白梅

 「奈良公園」には野生の1,200頭もの鹿が生息しています。鹿は公園内に鎮座する「春日大社」の神の使いであるとされ、「春日大社」創建の際、茨城県にある鹿島神宮の祭神・武甕槌命が白い神鹿に乗ってやってきたと伝えられています。このため、奈良公園」の鹿は古くから神の遣いとして手厚く保護されてきており、昔は殺めると厳しい刑罰を受けました。言い伝えでは誤って文鎮で鹿を殺してしまった子供が鹿の死骸とともに生き埋めとなり、その墓とされる塚は奈良公園に残されています。鹿達は現在野生の動物として生息しており、その数は約1,200頭ほどで国の天然記念物にも指定されています。奈良公園のマスコット的存在として観光客や地元住民から愛されている一方、交通事故による被害も多発しており、鹿に襲われ骨折するなどの大きな怪我をするといった事故も発生しています(鹿は元来おとなしい草食動物ですが、野生の動物でもあります)。鹿と人間の共存も大きな課題となってきています。えさの「せんべい」をもらおうと、とても人なつっこく人間にまとわりついていました。

★1本の木に紅白の梅が!!

 さて、今日の話題「片岡梅林」(かたおかばいりん)は、奈良公園内の「浮見堂」の北側、国立博物館の南側にあたる小高い丘の上にある梅林です。なお、この梅林は奈良公園内における大規模な「梅」の名所としては唯一のものとなっています。梅林には色とりどりの紅梅、白梅が約250本植えられており、例年2月中旬・下旬ごろから梅が少しづつ咲きはじめ、見ごろになると一帯には梅の香りも漂います。私が散策した3月12日は、梅がちょうど見頃を迎えていました。いい匂いもしていました。紅梅、白梅、また小ぶりなものから大きな梅の木まで、様々な梅が咲き誇ります。その中でも、1本の木で紅と白の両方の花を咲かせる木が1本だけあるよ、と聞きました。紅と白両方を咲かせる梅の木は、園芸用としてはよくあるそうですが、奈良公園」の中ではこの木だけだそうです。私の懸命な捜索が始まりました。なにせ「浅茅が原園地」にある「片岡梅林」は広いんです。ぐるぐると回ってみますが、それらしき梅の木は見当たりません。紅か白のどちらかです。春の園内をスケッチをしている人たちもたくさんおられます。「あの~、すみません。ここら辺に紅と白の両方の花を咲かせる梅の木が1本だけあると聞いたんですが、どこら辺にあるんでしょうか?」「あー、それ聞いたことはありますが、どこでしょう?」「よく分かりませんが、あっちの方にあったような気がします」という答えを頼りに進んでみました。ビンゴ!「あったー!!」ありました。

 「ありましたか?」―「はい、見ることができました。どうもありがとうございました」帰り際に先ほどの方にお礼を言いました。これから見に行かれる人のために、ヒントを書いておきますね。「川股亭休憩舎」の西側に「片岡」と書いてある石碑があります。その横がこの梅の木です。紅と白の花が一緒に咲くなんて、珍しいので余計にきれいに見えますね。❤❤❤

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