授業訪問

 今日6月11日(月)、松江北高3Rの5限の授業に、お隣の松江東高校の若い先生方が5人授業見学に来られました。八幡の「英語表現」の授業です。「ジジイの授業を見てもあまり参考になりませんよ」とお断りを入れての1時間でした。北高の若い先生方も2人見学なさいました。冒頭ヴィンテージ」の小テストを終えて(解答の根拠を生徒が解説しながら答え合わせ)、合格点の8点を下回る生徒は一人もいませんでした。システム英作文』(桐原書店)の「11 比較」Basicの11個の作文を黒板に書いてもらったものを、1問ずつ書いた生徒が解説していきます。八幡が所々で要点を話しながら、5問終わったところで、「何か質問は?」と問いかけると、次々と手が上がり、The population of Spain is about one third as large as that of Japan. のthatはoneではダメか? She loved her son all the more for his shyness/ because he was shy. の後半部分をfor his shy personalityではどうか? なんでall the more/betterで、「だからこそいっそう」という意味になるのかが分からない? 引き続き後ろの黒板に場所を移して、後半の6問も同様に進めました。The longer we waited, the more impatient we got/became/ grew.が正解だが、後半をthe more we were annoyed/irritated/impatientと書いてはダメか?(よくやる間違いです) 「君がばかじゃないように僕だってばかじゃないよ」は昔から「クジラ・馬構文」と言われてきたんですが、今はまず使うことはないこと、「地球なんてちっぽけな星にすぎない」の「ちっぽけな星」はa little planetと教科書の注にあるけれど、 star(星)を使ってはいけないのか? no more than/ not more than/ no less than/ not less thanはなぜそのような意味になるのか考えてみよう 「このワルツは意外に難しかった」はThis waltz was more difficult than I had expected. はI expectedと過去形にしてはダメか?OK  waltz(ワルツ)は日本語読みすると間違える「カタカナ語」なので注意が必要!  He is two years younger than his wife. とHe is two years junior to his wife.と2通りの書き方をした生徒がいるんですが、どちらが英語としてはより自然か?などといった質問を受けながら、時折笑いを取りながら進んでいきました。いつもこうやって手が上がって質問が出ることを使いながら、生徒とやり取りをする中で授業が進んでいきます。アッという間に50分の授業が終了しました。最後に、明日から始まる「マーク模試」の目標と、今日必ず自宅でやるべき課題を提示して終わりました。

 授業後、応接室に移動して今日の授業に関する質問やら、授業全般に関する質問を先生方から受けました。授業に関する資料や、八幡が北高生徒の観察から作成した勉強のコツに関する数々の資料をおみやげにお渡ししました。「北高暗唱英文」とその解説教材や、「模試見直しプリント」に関してもご質問・要望が出ましたので、現物をお持ち帰りいただきました。若い先生方のご参考に少しでもなれば幸いです。喜んでいただけましたでしょうか?最後に記念撮影をして、散会しました。ご許可をいただいて掲載しておきます。

 今日の授業の中でも生徒たちに紹介した本を、ここで挙げておきますね。先週の金曜日に(私は金曜日は授業がない日なんです)、田和山の「今井書店センター店」をのぞきました。曇り空の中、自宅を自転車で出発したのですが、上乃木のあたりでひどい土砂降りに遭いました。もう全身ビショ濡れです。堪らず喫茶店「ウィーンの森」に飛び込んで、コーヒーを飲みながら雨が小降りになるのを待ちましたが、一向に止む気配がありません。仕方なしに、雨降る中「今井書店センター店」へ向かいました。そこで見つけた一冊が、関正生(せきまさお)『世界一わかりやすい英文法の授業』(KADOKAWA、2018年5月、税別1500円)でした。パラパラと拾い読みをしていたところ、「副詞節では未来のことでも現在形を使う」という有名なルールの背景と理由が書いてありました。私も授業でよくこのことを生徒たちに問題提起するんですが、今までにこの理由が分かりやすく書いてある学習英文法書は見たことがありません。どの参考書にもこのルールは出ていますが、「なぜそうなるのか?」という理由にまで踏み込んで解説したものは皆無です。リクルートの「スタディサプリ」で高名な関先生の本は、全部買って読むようにはしているんですが、他の予備校講師の書かれるものとはひと味もふた味も違っていて、「ただ者」ではないことが実感できます。本の帯にも「なんだ、そういうことだったんだ! 丸暗記ナシ!「なぜそうなるのか」を徹底解説 心の底から納得できる→忘れない」と書いてあり、「なぜ?」にこだわった本であることがよ~く分かります。前著をフルカラーで改訂リニューアルした最新版です。みなさんにもオススメしておきたいと思います。この本です。❤❤❤

広告
カテゴリー: 英語指導に関して パーマリンク

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

w

%s と連携中