小倉駅

  九州の玄関口である北九州市の中心駅が「小倉駅」です。九州の接点としての機能を有し、山陽・九州新幹線の全列車が停車するほか、在来線においても東九州の各都市を結ぶ日豊本線の起点でもあり、特急列車が多く運行されています。新幹線と特急列車の乗換駅で、他の路線も含め多くの列車が始発・終着するターミナル駅です。駅ビルは8階までが商業施設の「アミュプラザ小倉、9~14階が「ステーションホテル」の客室として堂々の構えです。1891年に九州鉄道の駅として開業し、当初は700m博多寄り現在の「西小倉駅」付近にありましたが、2度の移転を経て現在の位置となっています。1975年には山陽新幹線が開業してその停車駅になり、1998年には現在の駅ビルが完成、同時に小倉南区とを結ぶ「北九州モノレール」も乗り入れました。以前に、島根県の西の端島根県立津和野高校に勤務していた私は、よくこの小倉に散策に来たものです(小倉城、八坂神社、小倉城庭園、松本清張記念館、リバーウォーク、伊勢丹等々)。

 在来線は島式ホーム4面8線、新幹線は島式ホーム2面4線を有しています。いずれのホームにもうどん・ラーメンの「立食スタンド」があり盛況です。改札口はいずれも3階にあり、在来線は1階にも改札口があります。在来線ホーム間の連絡通路は1階改札口に通じる通路と3階改札口に通じる通路の2つに分けられています。新幹線の通路は1つのみ。在来線と新幹線の乗換改札口も設けられています。駅の出口はもともと北口と南口でしたが、九州新幹線全通時に、前者を「新幹線口」、後者を「小倉城口」と改めています。在来線改札口の上にあたる部分には、大きな円形のドーム天井があり、カバーを通して自然光が燦々と入って来ます。円形広場の周辺を取り囲むように、「みどりの窓口」や自動券売機、小倉の銘品売店、アミュプラザ入り口などが並んでいます。小倉駅には82人の駅員がいて、駅長ほか副駅長も3人、乗車人数、駅員の数ともに、JR九州では博多駅に次ぎ2番目の大きな駅です。『鉄道ジャーナル』8月号(成美堂出版)が、「駅をめぐる」という特集を組んで、JR九州の門司港・門司・小倉各駅を取り上げていて面白く読みました。

 昨年の豪雨災害以来、本来は博多から久留米経由の特急「ゆふいんの森」が、小倉経由でエンジン音を響かせていましたが、7月14日に元のルートに戻りましたね。小倉駅で一番の列車と言えば、やはり博多~大分間を結んでいる特急「ソニック」でしょうね。30分間隔の運転で、スイッチバック運転(進行方向が反転)を介して出て行きます。それぞれ2分程度の短時間にエンド交換を行います。小倉駅で最も気を遣う事柄が、この特急「ソニック」の遅れだそうです。新幹線接続に直結しているので、目を光らせながら運行をしているとか。

 赤い矢印が印象的なJR九州駅名標には、駅名文字の下にかわいらしいイラストが入っています。小倉駅の場合には「祇園太鼓」のイラストです。祇園太鼓は全国三大祇園に数えられる小倉城内に祀られた八坂神社の大祭で、毎年7月10~12日に執り行われます。京都の祇園祭にならって1617年に始められたと言われており、山車や傘鉾とともに太鼓台が町を練り歩きます。太鼓は両面打ちで直径40~45センチあり、打ち方に工夫が凝らされ、その勇壮な響きが呼び物となっています。この駅名標のイラストは、JR九州の各駅で実に個性的で、私は逐一追いかけながら、その土地の特徴を楽しんで旅をしています。駅名標一つ取ってみても、その土地柄が伝わってきます〔私は駅名の文字フォントにも魅せられており、JR九州の場合は、漢字は「新ゴシックM、ローマ字は「Helvetica Regular」が使われています。詳しくは、「もじ鉄」と題して最近このブログで取り上げていますのでご覧ください⇒コチラです〕。❤❤❤

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