イワシが群れる理由

    私は水族館大好き人間でして、海の不可思議・神秘の世界に魅せられるこの場所が堪らなく好きで、全国の水族館を一つずつ巡っています。水族館には、必ず「イワシ」の展示があって、大きな集団で群れを作って行動している(群泳)ところが特に大好きで見入っています。イワシたちは、広い水槽に大勢で放たれると、必ず群れを作ります。美しい群れです。突然に方向転換をする事もあれば、グルグルと回り始めることも、時には竜巻のようになったり、巨体の魚が近づくと群れは2つにさーっと分かれて、魚が通り過ぎたところからまた一つに重なっていきます。その動きは刻々と変化しており、その美しさはずーっと見ていても飽きませんね。以前、どうしてイワシはこのような群れを成すのだろう?」と素朴な疑問を持ったことがあります。イワシに限らず群れを成す習性の生き物は多くいますが、生物が群れを作るのは、生存確率を高めるためです。群れを作る理由としては様々な説がありますが、主な説として

(1)餌が捕まえやすくなる

(2)他生物から捕食されにくくなる

という二つの説がありますね。イワシの場合は、後者が理由と考えられています。群れていると、遠くからでも一発で発見されてしまうというデメリットがありますよね。しかし、群れの一員でいることは、捕食者に発見されやすいという不利を覆せるほどの利益があるからだと思われます。つまり捕食者から狙いをつけられにくくなるということです。同じ顔、同じ大きさでキラキラ光るイワシたちが群れでいると、その中から特別な一匹を探すのは、「ウォーリーを探せ」の何倍も難しいことです。1匹に狙いを定められないと、次の瞬間の場所や行動を捉えることもできないので、群れの一員でいることだけで生存率がぐっと高くなるということなんです。その分いざ狙われた時に逃げやすく、結果的に生存確率が高まるのです。

 あれだけの大群にあって、イワシ同士でぶつかることなく、まるで群れが一つの意思を持つかのごとく統制的に動いていますよね。この統制がとれた動きができるのは、イワシの胴体部の側面についている「側線」器官によって水流や水圧を感じ取ることができるためです。わずかな水流・水圧の変化でも敏感に感知し、他の魚の動きに同調して、一斉に方向転換することができます。イワシの群れにはリーダーはいません。リーダーらしきイワシは、団体の先頭に陣取ってしまった誰かで、それはたちまち交代します。ただ自分をみんなの中に隠したいという意思で、お互い同士の指令やコミュニケーションもなく側線によって、それぞれの間隔をつかず離れず、微妙に保っているのだそうです。そして誰かが外敵や障害物を見つけて進路変更すると、それにつられて引っ張られて群れは変形していくのです。

 最近では、広島に新しく出来た「マリホ水族館」でイワシの群泳を見てきました。⇒コチラです これからもまた、全国の水族館を巡りながら(次は「城崎マリンワールド」を予定)、イワシの群泳が、私の目を釘付けにしていることと思います。❤❤❤

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