「バイキングの日」

▲私の大好きな「リーガロイヤルホテル」のバイキング

 8月1日は「バイキングの日」でした。ホテル等で今では当たり前となった「バイキング」という食のスタイル。実は、日本の「帝国ホテル」が1958年8月1日に、日本で初めてブフェスタイルのレストランを開店したのが始まりです。今年で60周年を迎えます。昭和32 (1957) 年に、第2新館建設のため新しいレストランを模索していた当時の帝国ホテル 社長・犬丸徹三さんは、デンマークのコペンハーゲンを訪れた際、魚介類や肉料理、酢漬けなど、好みのものを料理の大皿から自由に好きなだけ取って食べるスカンジナビアの伝統料理「スモーガスボード(スウェーデン語で「パンとバターのテーブル」) に出会いました。“好きなものを好きなだけ”食べるというスタイルに注目した犬丸さんは、早速、「ホテル リッツ パリ」で研修中だった村上信夫 さん(後の第11代料理長、フランス料理界の重鎮) に研究を命じました。翌年の昭和33(1958)年、デンマークからシェフをはじめ3名の現地スタッフを招聘して、帰国した村上さんが中心となって、8月1日、日本初のブフェレストラン「インペリアルバイキング」が誕生しました。その歴史を受け継ぐのが、現在「帝国ホテル」本館17階にある「インペリアルバイキング サール」です。200席の店内には、フランス料理を基本とした洋食メニューが美しく盛り付けられ40種類以上並んでいます。まだ「帝国ホテル」に泊まったことのない私は、密かに狙っているところです(朝食は4320円)。

 当時開業したレストランは、昼1,200円、夜1,500円と、当時の宿泊料金と変わらないものであり(開店当時の大卒の初任給が1万3500円の時代です)、特に宣伝をしなかったにもかかわらず、予約制でしたが「待ってでも食べたい。」と昼も夜も行列が出来る繁盛ぶりでたちまち話題になり、評判を聞いたお客様がどっと押し寄せ、連日行列ができるほどの盛況ぶりだったと言います。あの長嶋茂雄さんもよく訪れていたと言います。バイキング」という店名のネーミングは、開業当時カーク・ダグラス主演で話題となっていた海賊映画 『バイキング』で海賊たちが豪快に食事をしていたシーンに着想を得て(隣の日比谷映画劇場で見たとか)、社内公募で決まりました。「北欧」という国と、“海賊”の豪快なイメージがまさにぴったりだということで採用されて、インペリアルバイキング」になりました。当時のメニューの表紙には「海賊船」が描かれていたそうです。いつしかブフェ形式のレストランを「バイキング」と呼ぶようになり、それ以来、「バイキング」という言葉が、“食べ放題”の代名詞として全国に広まっていったのです。私は「リーガロイヤルホテル」のスタンドクッキングオムレツが大好きで、楽しみにして泊まっています。

 さて、ここからは英語教師の観察です。バイキング」(Viking)と言っても英語では通じません。完全な「和製英語」です。Viking restaurantなどと言おうものなら「海賊のレストラン??」なのかとびっくりされてしまうでしょう。英語で言うなら、They are a buffet-style/ smorgasbord-style restaurant.と言うことになるでしょう。ただし buffet-styleには「簡易な」というイメージがあるために、日本の一流ホテルの豪華なバイキング料理とはちょっと異なるようです。「食べ[飲み]放題」を英語で表現すると、We have an all-you-can-eat[drink] special for ¥4,000.(4000円の食べ[飲み]放題のスペシャルコースがあります。)❤❤❤

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