小田和正めざましインタビュー

 8月15日(水)の「めざましテレビ」で、「ENCORE」ツアー真っ最中の小田和正さんのスペシャル・インタビューが放送されました(8月18日(土)朝にも再放送)。三宅・永島・軽部のフジテレビアナウンサー陣で、これで6回目のインタビューになります。「めざましテレビ」のテーマソング「会いに行く」の制作秘話(フジテレビの路線と小田さんのコンサートへの思いが一致した)、同曲の歌詞の意味、最新CDのジャケット写真のいきさつ、「御当地紀行」への思い、ステージ花道を全力で走り回ることへのこだわり、、コンサートでどんな人にマイクを向けるのか?(一生懸命歌っている人、積極的に呼んでくれている人)、小澤征爾さんをラーメン屋で見かけたときにお店の前でずっと待っていて出てこられた時に一緒に写真を取ってもらったという本邦初披露の話、など様々な話題が語られた中身の濃い長時間インタビューでしたが、私が小田さんらしいなと感じ入ったのは、次のような内容の言葉でした(写真はツイッターより拝借)。

 今回めざましの主題歌を作るにあたって、前作主題歌「今日もどこかで」があるので、期待も高いんだろうなと思ってプレッシャーもありました。タイアップの曲は責任もあるしね。

 このテーマソング「会いに行く」が流れ始めた4月のインタビューでも、小田さんは同様のことを明言しています。小田さんはいつも、「責任」という言葉でそれを表現しているようですね。

 責任もあるし。期待通りのものでは満足できないんです。期待以上のものを届けないといけないと思っていつも作っています。

 一切の妥協を許さない完璧主義者の小田さんらしい言葉ですね。小田さんは学生の頃から、知らないうちに目一杯頑張る、もっとできないかと自分で自分を追い詰める人でした。それを知らず知らずのうちに周りの人に求めて、重圧をかけるところから「プレッシャーマン」といったニックネームを頂戴しました。小田さんの事務所の吉田雅道さんは、小田さんを評して「まあいいか、という抜き方をしない人」と言います。「自分がどれだけ一生懸命取り組めたか、悩み、もがき、苦しんだだかに重きを置いて、考えるような人だ。それは小田さんの『目標』というより『生き方』なんだろう。ただその負荷のかけ方がこのところ尋常ではない」と。小田さんからは「身体や心に汗をかいたぶんだけ、その成果は必ず自分に返ってくる」ということを教えられている、と言います。私はこの言葉を聞きながら、松山千春(まつやまちはる)さんを思い出していました。松山さんはコンサートでよくこんな話をします。二人は間違いなく「超一流」のアーティストです。

 人間に「三流」から「超一流」まである。全く期待されない「三流」の人間。期待はされるが、それに応えることのできない「二流」の人間。周りから期待され期待通りの活躍をしてみせる「一流」の人間。そして期待され、その期待以上のことを見事にやってみせるのが「超一流」の人間である、と。そして続けて、俺は「超一流」の歌い手である、と自信満々。(松山千春)

 年をとってあの高いキーでは大変だろう、全音・半音を下げて歌っては、と周りから言われることもあるのだが、自分はここだけにはこだわりがある、と断言されました。あの会場いっぱいに冴えわたる高音の透き通った声、実はあの高音は、小田さん本来の声ではありません。実際、コンサートのリハーサルでは、普通に低い声で歌い、絶対にあの高い声は出しません。「叫び倒して、叫んで、叫んで、職人の指の万年ダコのような声帯になった」結果、出せている声なんです。小田さんはあくまでも、この高い声にこだわり、キーを下げずに歌い続けています。ここら辺も、小田さんの音楽家としての「品格」なんでしょうね(⇒私のブログ記事「小田和正の品格」コチラ)。曲を作った時のキーのままで歌うことにこだわり続ける。幸いまだ声が出るので、高音にこだわり続けたい、と小田さん。出なくなったときがマイクを置く時だと。これを受けて、軽部さんから「マイクを置くときのイメージは小田さんの中では?」という質問に対して、「以前「さよならは言わない」という唄を作った時に、歌詞の中で「決してさよならは言わない」と歌った。さよならは言わないんだよ。それで察して下さい」と小田さん。この考えは、オフコース時代に作った「NEXTのテーマ」「僕らの終わりは 僕らが終わる」と歌ったときから根底にあって、それが進化してきた小田さんの心境の吐露だと、私は感じています。小田さんは、「だから多分、後から振り返ってああ、あれが最後だったなだな、みたいな辞め方になるんじゃない?曲にしろ、ツアーにしろ。「これが最後です」とは絶対に言わないよね、俺。」(『野性時代』7月号、2005年インタビュー)と、かつておっしゃっておられました。小田さんファンにとっては、とっても面白い中身の濃いインタビューでした。70歳になっても第一線で走り続ける小田さん。あんなジジイになるのが私の目標です。❤❤❤

【追記】 先日の松江市総合体育館でのコンサート。私は目の前に小田さんのピアノのある絶好の位置で鑑賞しました。1曲ピアノを弾きながら歌い終わると、「はあー…」とため息をつかれる小田さんを目撃しました。やはり70歳、楽な訳はありませんね。

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