北 雅行先生

 松江市殿町の「タウンプラザしまね」1階イベントホールで、元県立高校美術教諭の北 雅行先生(きたまさゆき、77歳)による木版スケッチ展「郷園(ふるさと)」が開かれています(入場無料、~9月1日まで)。ご案内をいただき、今日行ってきました。版画に取り組み始めてからの約70年間に制作なさった、えりすぐりの木版画約100点が並んでいました。先生の作品は風景画を中心に、いずれもはっきりとした線を基調とした緻密な描写が特徴です。地元・松江城天守閣から眺めた、松江市東西南北の眺望を季節ごとに描いた多色刷りの作品に感銘を受けました。定年退職後のマイカーの旅で「第二のふるさと」と感じた全国各地、千葉の犬吠埼や福井の東尋坊、高知の足摺岬など、海辺の景色を捉えた版画などが並んでいました。奈良新薬師寺十二神将像社刻」はものすごい迫力で見る人に迫ってきます。たくさんの来場者がリアリティーある情景に見入っていました。先生は、多くの来場者からの質問に丁寧に答えておられました。会場には先生の木版画の素敵なポストカードが販売されており、私も「絵はがきセット」と、単体のお気に入りの素敵な絵はがきを7枚ほど購入して帰りました。これらの売り上げは今夏の西日本豪雨災害で被災された地域への支援とふるさと復興に充てられるそうです。

  北先生が版画を始められたのは10歳の時だそうです。参加した版画講習会で、現代日本版画の先駆者の一人、故・平塚運一氏に会い、楽しさに引き込まれたといいます。会場には、先生がこの小学校4年生の時の作品も展示されていました。私は毎年、北先生から年賀状でいただく木版画の世界に、目を奪われていたものです。

 北先生には、私が島根県高等学校教員としてスタートした平田高等学校で、ずいぶん可愛がっていただきました。右も左も分からない教員なりたての私が、何とか教員としてのスタートを切ることが出来たのも、北先生を始め、当時の平田高校の諸先生方のおかげと感謝しています。放課後に将棋もよく教えていただきました。北先生はバスケットボールの名指導者でもあり、私も引率教員として先生と遠征にご一緒したこともありました。部員生徒たちと山代のご自宅にお邪魔したこともいい思い出です。その後、松江南高校でもご一緒させていただいたのも不思議なご縁でした。そんな先生に久しぶりにお会いして、昔話に花が咲きました。松江城天守から松江北高を臨む1枚をバックに記念写真を撮らせていただきました。富士山麓にアトリエを構えて描いておられるそうです。北先生、いつまでもお元気で。これからも素敵な作品を我々に見せてやってください。❤❤❤

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