新聞からアイデア!

 『大空港』『ホテル』『自動車』『マネーチェンジャーズ』『殺人課刑事』『エネルギー』などの企業の内幕小説で、私が大好きだった大ベストセラー作家のアーサー・ヘイリーは、毎日丹念に新聞・雑誌を読んでいました。新聞雑誌を穴の開くほど読むことで、次の作品のアイデアを練るのだそうです。朝刊を開けば、本を書く題材が五つや六つは見つかるのだそうです。私も毎日、たくさんの新聞をじっくりと穴の開くほど読んでいますから、このことは本当によく分かります。

 自宅では『朝日新聞』『読売新聞』『アルファ』を定期購読しています。そして早朝(だいたい6時15分頃)学校に登校する前に、近くのコンビニに立ち寄り、『スポーツ報知』『日刊スポーツ』『大阪スポーツ』を買って学校に向かいます。松江北高の図書館には、『朝日新聞』『読売新聞』『毎日新聞』『山陰中央新報』『産経新聞』『日本経済新聞』が、毎日入れてありますから、これらにも目を通します。気になった記事はすぐに切り抜いて、ネタ帳」「雑資料」のノートに貼り付けています。これが後々役に立つんです。私が毎月定期購読している雑誌についてはコチラに書いたことがありますのでご覧ください。これらが、このブログのネタになっているんです。生徒たちにも新聞を読むことで、視野や世界観が広がるからと力説していますが、「時間がない…」と言って(実はそうではないんですが)、なかなか読もうとしません。二次試験で小論文面接が課せられる直前になって慌て出す、というのが実態のようです。これでは力はつきません。新聞・雑誌・本は視野を広げるための宝庫だ、ということを確認したいものです。

 私の尊敬する地球物理学の東大名誉教授の故・竹内 均(たけうちひとし)先生は、こんなことをおっしゃっておられました。東京大学名誉教授、科学雑誌『ニュートン』の創刊(編集長)、代々木ゼミナール札幌校の校長、メガネの三城のCM出演、そのかたわらに全国各地を講演で飛び回り、かつ500冊に近い著書の数々を書かれたとんでもない学者でした。私の紹介記事はコチラです。

 このように独創的な仕事をするためには、まず営々と努力して、数多くの断片のデータを集めなければならない。しかし、だからと言って、数多くの断片を集めたから独創的な発想が浮かんでくるわけではない。断片の単なる集合が独創ではないのである。それが独創と呼べるようなものになるためには、最低限、断片が意味のあるものに集合していることが必要である。前にも述べたが、断片から意味のある集合をつくることこそが独創と呼べるのである。すると、独創というのは、結局、断片を結合させる能力があってはじめてそれが開花すると言える。この断片を結合させる力を、私は「構想力」と呼んでいる。  ―竹内 均『自分を生かす選択』(三笠書房)

 「構想力」というのは、断片を集めてそこから何かを思索する力と言っていいと思います。私の英語の勉強もそうやってやってきました。データとデータとを関連付け、その組み合わせから生じる意味や効果を探り、重要な意味を生むようなデータを関連付けて考察してきました。若い頃から、米国の悩み相談室“Ann Landers”を毎朝読み続け、米国唯一の全国紙USA Todayを購読していたのも、このデータ集めのためでした。女性向け雑誌SeventeenCosmopolitanまで(!)購読していたのを見て、生徒たちは笑っていましたが。

 教室で「新聞・雑誌を読みなさい」と生徒に力説するのは、そんな理由からです。特に同じ事柄を扱った記事を、複数の新聞で読み比べてみるといいですよと付け加えています。❤❤❤

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