小田さん、ストイック完走!

 今年のツアーの終わった小田和正(71歳)さんからこんなメッセージが届けられました。

 思い返せば、ツアーをやると決めた時そこから見えていたのはどんな景色だっただろう。ともかくその景色はずっと穏やかになだらかに続いて行くんだと思っていた。わずか半年のこと、始まったらいつか終わって行く。それがツアーというもの。だからこそご当地紀行を思い出の手がかりとして残して来た。行く先々のみんなとの距離を出来るだけ縮めるために、そして僕らの記憶として。

 始まってみたら地震、台風、大雨、そして予想もしなかったトラブルが続いて綱渡りみたいな毎日になった。ツアーを予定通り終えて行くのはこんなにたいへんだったかと思い始めたころスケジュールも思っていたよりもかなりタイトだと気づいた。それが後半になるほど厳しくなって来る。これが、疲れが溜まって来るというヤツか。こんなことは今までなかった。やっぱり70は違うのか。でもそれを認めちゃったらつまらない。こうなったらあれこれ悩まず初めから笑顔で飛び出してそのまま突っ走ろう。そう決めた。花道を小走りに先端ステージへ。その時いきなりみんなの笑顔に包まれた。みんなが支えてくれている。涙がこぼれそうになる。コンサートを、ツアーをこんな気持ちでやれたのは初めてだった。またみんなに教えられ、助けられた。それがホントに嬉しかった。

 ツアーに参加してくれた全国のみんな、来られなかった人たちも、ホントにありがとう。追加公演を決めてよかった。横浜の2日目それを発表した時にそう思った。会いに行きます。
 あ、その前に大阪にね。

 ツアー楽しかった。

小田和正 

 大好きなシンガー・ソングライターの小田和正(71歳)さんが10月31日、「横浜アリーナ」(即日完売!)で、全国ツアー「ENCORE!」の最終日を迎えました。ツアーは、70歳を超えた日本人アーティストとして最大規模です。古稀では異例の40万人規模も全公演が即完売。5月4日に熊本地震の震源地・益城町のグランメッセ熊本でスタートし、約半年で全国21都市48公演で計約40万人を動員(6月の大阪の2公演は地震の影響で来年1月8日・9日に振り替え延期)しました。大阪府北部地震以外にも西日本豪雨、台風など災害続きで、公演開催がギリギリまで危ぶまれたことが何度もありましたが、全部乗り切ってきました(例えば台風12号が来襲したさぬき市屋街音楽広場テアトロン)。

▲7月松江公演のときに松江市総合体育館で

 約1万2000人の観客に「最後まで完走できるのだろうか?と思って臨んだことは、これまでなかったけれど、この日を迎えることができました」と、感無量の表情であいさつを。しかし、これで小田さんの疾走は終わらず、来春に追加公演(アリーナ規模)を行うことをアンコールで発表。無事に歌声を届けられることが、当たり前ではないと強く思ったからこその決断でした。詳細は後日発表されるが、小田さんは「このツアーでチケットを取れなかったお客さんがかなりいました。来年もよろしくお願いします」と話しました。70歳を過ぎて「できる時にやっておこうという思いがある」とのことです。

 小田さんの魅力は、なんといってもあの透明感のあるハイトーンボイス。古稀を過ぎても、元気に全長185メートルに及ぶ花道を何度も駆け回りました。階段を登りスタンド席の中段まで行って、観客との距離を縮めようとしました。ツアー終盤からは、特に中4日からの2連投の強行公演を続けましたが、疲労で喉の調子が思わしくなかったこともあった、と関係者は言います。喉の調子を維持するため、今回のツアーで初めて取り入れたのが、医師から体を温めるように勧められ、本番前に行うラジオ体操第1と第2、腹筋でした。関係者は「ラジオ体操などは、体全体を温めた方が声が出やすくなるということから、ツアーの半ばから始めた。おかげでツアーを乗り切ることができた」と明かしました。バンドメンバーとルーティンにしていたそうです。ラジオ体操には血行促進、肩こり対策、背骨や腰椎のゆがみ対策…などの効果が期待できるといいますからね。健康面を支えたのがストイックな生活。ツアー中も、いつものようにスポーツジムに通って走り、暴飲暴食を避けました。もともと、週2、3回はジムに通い、公演の前に時間があればジムで走り、レコーディングなどスタジオにこもる時でも、スタジオの中で腹筋や体幹トレーニングを欠かさない人です。4年前の時点では、腹筋100回は軽い、と聞いたことがあります。ツアー中の9月に、71歳の誕生日を迎えました。横浜アリーナ」が狭く感じるほど、アリーナに張り巡らされた全長185メートルの花道を時に疾走し、客席まで降りて観客と触れあいながら歌唱。31曲3時間超、美しいハイトーンボイスを響かせました。月刊ピアノ』12月号に、小田さんの今回のツアーレポートが掲載されており、興味深く読みました。

    この日も余力は十分。特別にハロウィーンにちなみ、アマチュア時代にコピーしていたという楽曲「ア・ソーリン」(ピーター・ポール&マリー)をギターの弾き語りで披露しました。ハロウィンの街の騒動に関して、「渋谷はいただけない。ちょっと渋谷は違う」と街の騒ぎを皮肉る言葉も加えました。約3時間で「会いに行く」「愛を止めないで」「言葉にできない」「ラブ・ストーリーは突然に」「さよなら」など計31曲を披露(3度のアンコール)。最後は若々しく「また会おうぜッ!」と叫んでステージを後にしました。

 小田さんは、2013年11月のポール・マッカートニーの来日公演を鑑賞しました。年齢だけでなく、心からライブを楽しむ姿に大いに刺激を受け、2014年のツアーでは、ポールのように「楽しく笑顔で」をテーマに掲げました。今回はそのポール(76歳)にも負けないパワーを見せつけてのコンサート・ツアーでした。あ、そうそう、今から10年前、小田さんが還暦を迎えた時の「10年後、70歳の小田和正はどうなってますか?」というインタビューで、こんなことを言っておられましたよ。どうして、どうして、実に興味深い。❤❤❤

 今の声が70まで出るかというと、どうかと思うけど、もし、ライブを続けていたら、ライブハウスでギター一本で、ばかなこと言いながら歌うのも楽しそうだな。おれね、セッションでアドリブの掛け合いみたいなのが楽しそうだと思うけど、ああいう音楽は今までやったことないんだ。ちょっと練習して。気ままに、そんなのやるのがいいな。(小田和正)

《小田和正ミニ歴史》
1947年  9月20日横浜市で誕生
1969年  コンテストで「赤い鳥」に敗れ、2位になったことでプロを志す
1970年  4月5日オフコースとして「群衆の中で/陽はまた昇る」でデビュー
1982年  6月、日本武道館10日間公演を開催
1989年  2月26日、東京ドーム公演を最後にオフコースを解散
1991年  「ラブ・ストーリーは突然に」が270万枚の大ヒット
1992年  2月1日、初映画監督作品「いつかどこかで」公開
1993年  10月、米プロゴルフ・シニアツアーで青木功のキャディーを務める
1998年  7月22日、東北自動車道で交通事故。鎖骨・肋骨などを骨折する重傷
2000年  12月25日、TBS「クリスマスの約束」初放送
2002年  5月、ベスト盤『自己ベスト』で最年長54歳8ヶ月のミリオン達成
2007年  12月、ベスト盤『自己ベスト2』史上初60代でオリコンチャート1位
獲得
2010年  11月、『自己ベスト』が男性ソロ初の300万枚突破
2011年  日本人史上最年長64歳で五大ドームツアー開催
2013年  5月、『自己ベスト』が史上初通算500週目のオリコンチャートクラン
クイン
2016年  『あの日あの時』アルバム1位を獲得し最年長記録更新
2018年  40万人動員全国アリーナ古希ツアー

【追記】 ここで残念なニュースが「毎年「クリスマスの約束」の放送を心待ちにしてくださる皆様へ   2018年、「クリスマスの約束」は、放送を行いません。小田さんと番組スタッフは、初夏より今年の番組制作についてミーティングを重ねて参りましたが、収録と放送を少しだけ延期して、それに代わるものを出来るだけ早くお届けしよう、と言う結論に至りました。何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。  「クリスマスの約束」スタッフ一同」という驚きの告知が、ホームページで流れました。毎年楽しみにしていた番組です。いったい何があったんでしょうか?私の下手な推測では、(1)小田さんがコンサートツアーで忙しすぎて番組の練習時間が十分取れず、完璧主義の小田さんとしては、中途半端になりそうなので、延期の決断をした?(2)TBSテレビと番組のあり方を巡り衝突したために、宙に浮いた形となった?さて真相は?小田さんが先頃のインタビューで語っていた、年末は「挙動不審」というのは、もしかしたらこのことだったのか?などと思っていたら、『女性セブン』12月13日最新号に記事が載り、小田さんの体調が芳しくないとのこと。体力が回復すれば形を変えて来春にもやりたい」と話しているそうです。♠♠♠

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