ローソンの看板

 今年最後の更新です。私が尊敬する経営コンサルタントの小宮一慶(こみやかずよし)さんが、「ローソンの看板がどんなデザインだったか、すぐに思い出せる方はいらっしゃますか?」と問題提起をしておられます(『ビジネスマンのための「発見力」養成講座』(ディスカバー携書、2007年))。確かに、すぐにローソンの看板が正確に描ける人は少ないと思います。私も時々生徒に描かせていますが、ちゃんと描ける人はほとんどいません。それはもう滑稽な形がたくさん登場して、大爆笑になります。

    もちろん、一度も見たことのない人はいないはずです。たいていの人が何百回、何千回と見ているはずです。まず色は?では看板の形は?次は文字です。で、真ん中に何かが描いてありましたが、何でしたっけ?その絵の下に描いてある文字は?ほとんどの人が答えられません。

 このことからも分かるように、何万回見ても、見えない人には見えない。ものというのは、実はちょっとしたキッカケがあると見えるようになるんです。まず、関心を持てば、全体像なり、何かが見えてきます。少なくとも見ようとします。次に重要なのは、「何を見るか」が分かっていることです。「判断基準」が分かれば、こうではないかという「仮説」を建てることで、ものがよりはっきりと見えるようになります。こうすることで、日々の生活の中から豊かな発見や発想が生まれるようになる、ということを主張しておられました。私もこの本を読んだときにすぐに近くの「ローソン」に行って、写真に収めたことがありました。そしてすぐにその起源と、この絵の由来などを調べたことがあります。⇒コチラです

 「キヤノン」「キユーピー」「富士フイルム」が、小文字の「ャ」「ュ」「ィ」ではなく大文字であるのにもちゃんと理由があります。「セブンイレブン」の看板のロゴが「7-ELEVEn」と、最後のnが小文字であることも、JRの自動改札機で、乗車券特急券を入れるとどちらが上になって出てくるか、といったことも、関心を持っていないと、永遠に気づかずに見過ごしてしまう類いのことでしょう。⇒私の解説はコチラです  またこ自動改札機には番号が振られているんです。改札機の一番下の方を見ると、ちゃんと番号が書いてあります。私はできるだけ若い番号の自動改札を通る習慣なんですが、これも見えない人には見えないでしょうね。人は何万回見ても、見えないものは見えません。発見力も発想力も、基本は同じで、他の人には見えていないものを見る力です。「見える力」です。ものが見えるようになるというのが、発見力を身につけるということなのです。世の中には三種類の人間がいます。(1)見えないものが見える人(2)見えないものは見えない人(3)見えても見えない人、です。ほとんどの人は(3)&(2)です。もちろん(1)を目指さないといけません。

 英語の勉強においても、全く同じです。人とは違ったそういった「見える力」を身につけようと、長年人一倍努力してきました。最近、そういった私の苦労を、何の対案も出さないまま、「情けない」「バカ」「自慢げ」といって誹謗中傷する輩がいます。私はそういう人間を相手にはしたくありませんので無視していますが、自分では何もせずに、口先だけで人の批判ばかりするような人間を信用しません。批判する際には、それに見合うものをちゃんと提示して、堂々と渡り合います。見てくれている人はちゃんと見てくれていると信じて、自分の道を進むだけです。

*********************************************************

    今年一年、「チーム八ちゃん」にお越し頂いた先生方、応援していただいた沢山の方々、どうもありがとうございました。新たな挑戦を胸に、来年も細々と続けていきますので、どうぞよろしくお願いいします。どうかよいお年をお迎えください。♠♠♠

▲こもを巻き冬支度が整った松江・母衣町「松江地裁」のソテツ

カテゴリー: 日々の日記 パーマリンク

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中