「お色直し」に要注意!~追試の検証

★やはり予想的中!アクセントは100%!

 今年も「センター試験」の一週間後に、「追試験」が行われました。早速問題を入手して、《第1問》を検証してみます。今年の「本試験」では、過去出題語からの出題(つまり私の言う「お色直し)が大幅に増加していて、全28語中15語が過去の出題語からの出題でした(58%)。⇒詳細な分析はコチラです  半分以上が「お色直し」だったんですね。昨年の本試験では28語中8語(29%)が、追試験では28語中9語(32%)が、過去問からの「お色直し」でしたから、ずいぶん増えたことが分かります。今年の「追試験」では、さらにその割合が増して、なんと全28語中17語(61%)が過去の出題語からの再出題(お色直し)です。以下がその出題語です。

【2019年度センター追試験に出た過去出題語】

generate 2013本
hunger 2012追
medium 2013本
sweat 2007追
theme 1994本
label 2014本
passenger 1997追
modern 2012本
celebrate 1990追 1991追
examine 1997本
financial 2010追
entertain 1993本 2012本 2014追(3回も出ているゾ!)
guarantee 2010本
imagine 1992本
community 1993本 2007追 2008本(3回も出ているゾ!)
participate 2007追 2008本
ridiculous 2013追

 さらに加えて、engagement が【発音問題】に出題されましたが、これは2011年の追試でengageが出題されていますから(「接頭辞」や「接尾辞」はアクセントに関係なし!)、これも含めれば、実に64%が過去出題語からの再出題(お色直し」)ということになります。このことに着目して、私は昨年から、自腹で、発音・アクセント問題「センター過去出題語リスト」(1990~2018年)をカラー印刷して(プリントパック」という会社は、安価でなかなかいい仕事をしてくれるので最近気に入って使っています)、クラスの生徒に、研究会に配布して回っておりました。ラーンズの研究会では、大量の枚数がアッという間になくなってしまいました。私のささやかな苦労が実を結んだ形ですね。

 私の作っております第13版『2017年英語センター対策本』(自費出版、800円)には、4種類の「頻出語リスト」が用意されていて、さらに多くの語がここから出題されています。今年の「本試験」でも、【発音問題】では12語中7語が的中(58% うち7語が★印の重要語)、【アクセント問題】では16語中12語が的中(75% うち7語が★印の重要語)しました。実に68%の単語がここから出題されていたのです。今回の「追試験」でも、【発音問題】では12語中8語が的中(67% うち7語が★印の重要語)、【アクセント問題】では16語中全ての16語が的中(100% うち11語が★印の重要語)しています。【アクセント問題】はなんと100%的中です!全体でも86%の単語が、私の「頻出語リスト」から出題されたことになります。私は、過去のセンター試験や私立大学入試の膨大なデータを分析して、この「頻出語リスト」を編集していますが、やはり「歴史は嘘をつかない」ということが裏付けられます。ならば「賢者は歴史に学ぶ」という精神で勉強しなければいけませんね。

 これだけたくさんの語が、あらかじめ学習できる「過去出題語」「頻出語リスト」から出ているにもかかわらず、平気で点を落としている生徒が目立ちます。かなり上位の成績の生徒でも、満点が取れずにボロボロ落としているのが現状です。私がいつも言っているように、「発音・アクセント問題に出る単語は決まっている!」のですから、これは単に「準備不足」という他はありません。たり前のことをカになってゃんとやる」(ABC)しかないんですね。残念ながら、それができていない実態があります。

 もう一つ付け加えておくと、今年の「本試験」では、tough, mood, story, control, equal, calendar, characterといった「カタカナ語」が出題されました。一時期下火になっていたのですが、最近復活傾向が見られます。中でもcontrolequalcalendarは日本語とズレていますから、注意が必要ですね。今回の「追試験」でも、theme, label, modern, dramatic, entertain, community「カタカナ語」の出題です。label (「ラベル」ではない!)entertain(アクセント注意!)は、日本語とズレていますから要注意ですね。私の「センタ-本」に掲載されている「カタカナ語リスト」を音読しておくことが、この分野の格好の対策となるのです。

《ココからが本番対策です!》

 繰り返しますね。私の「センター過去出題語リスト」(1990~2018)と、4種類の「頻出語リスト」を徹底して繰り返しましょう!これにはいずれもALTの先生に読んでもらった音声データが用意されていますから(チェルシー先生エドワード先生のCD) 、まずはその模範について、慣れてきたら自分一人で、何度も何度も音読して完璧にしておくんです。これで第1問はバッチリ満点が取れます。❤❤❤

【追記】 「追試験」は、次年度のセンター試験のリハーサルとなっているというのが私の持論です。過去の歴史を見ても、大きな形式変更が行われるときには、前年度の追試でちゃんとその問題が出題されています。昨年、私が自信を持って「今年のセンター試験は大きな変更はない!」と断言していたのは、昨年の追試で何ら変更点がなかったことからでした(もう一つ評価委員会の報告書も貴重な資料です)。案の定、今年の本試験では大きな変更はなく、ほぼ昨年と同形式でした。今回の「追試験」を見る限り、本試験と何ら変わった点はありませんでしたので(本試験で消えた第4問の問4に後続するパラグラフの内容を問う問題があった程度)、来年の本試験では大きな変更はないものと予想されます。♣♣♣

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