大阪市立美術館ルーブル展

 昨年末に、松江北高補習科で最後の授業をしていたら、事務の菅沢さんに、大阪市立美術館で開催されているルーブル展がものすごく良かったと言って、パンフレットをもらいました。大阪市立美術館で、2019年1月14日(祝)まで開催されているとのことだったので、あべのハルカス」帰りに出かけてみることにしました。「ルーヴル美術館展 肖像芸術 ─ 人は人をどう表現してきたか(読売新聞社など主催)です。肖像芸術「顔」に焦点をあてた、貴重で珍しい展示でした。「ルーヴル美術館」のコレクションは、定期的に日本でも紹介されていますが、今回の展示は、肖像芸術「顔」に焦点をあてたものでした。故人の面影を偲ぶ、古代の葬礼肖像や時代を彩った権力者達の肖像画など、顔はその人のシンボル・象徴的な意味もありますね。権力の赤、哲学の青など、各章ごとに部屋の色が分かれていて、イメージが膨らみやすく、その世界に浸りやすい展示になっていました。迫力に圧倒されたことでした。

 3,000年以上も前の古代エジプトの棺用マスクから、マケドニアのアレクサンドロス大王、フランス王妃マリー=アントワネット、フランス皇帝ナポレオンなど、古今の権力者を表した絵画や彫刻、華麗な女性や愛らしい子どもたちの肖像、そして16世紀の奇才の画家アルチンボルドの肖像画まで、約110点の傑作で肖像芸術の世界を余すところなく紹介していました。

 素晴らしいルーヴル美術館の美術品を、日本にいながらにして鑑賞でき、ここにしかないグッズまで手に入れることができる、素晴らしい機会です。いつか本家のルーヴル美術館に行ってみたい!という気になりました。情報が発達した現代、写真や映像でも作品は見られますが、やっぱり本物っていいですね!精密な彫刻やまるで生きているような絵画に引き込まれますよ。名画を見た余韻に浸りながら、出口を出てすぐの天王寺動物園」に向かいました(これが余計で、松江に帰ってから左膝が動かなくなりました!)。❤❤❤

★この展示は1月14日に閉幕しましたが、入場者数は25万7777人だったそうですよ。

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