車掌English?

 先月、新聞を読んでおりましたら、JR東海の新幹線で、最近アナウンスの変化が見られると言います。新幹線では、これまで録音した女性による自動放送の英語案内を流していましたね。JR東海は、昨年の12月から、「のぞみ」「ひかり」などの東京―新大阪を走る東海道新幹線内で 、車掌さんの肉声英語での案内を始めました。“We are stopping at Nagoya station.”(まもなく名古屋です)といった調子です。訪日外国人客が急増する中、英語での対応力を高める狙いでしょうね。「英語が必要だという意識は職場で高まっていたが、実際に話す機会は少なかった」「一歩ずつ英語の対応力を上げるため」、車掌さんの肉声英語に踏み切ったそうです。車掌さんたちの中には、そもそも抵抗感を示す人もいたといいます。このために2015年度から社内での英語研修を開始し、職場では「英語委員会」なる組織もできているそうですよ。「カタコト英語だ」「棒読みだ」といった批判も聞かれるようですが、外国からの旅行客には、流ちょうな英語でなくても有り難いことでしょう。JR西日本でも、一部で試行しているそうです。さて…。

◎おいおい、英語が間違っているゾ!!

▲特急「スーパーまつかぜ」の車内

 最近、私も松江から鳥取に向かう特急列車「スーパーまつかぜ」(私の列車紹介は⇒コチラ)の中で、この「車掌English」を体験することになりました。各駅に止まる直前ごとに、女性の録音自動放送に続いて、車掌さんが緊張した声で(かんだりもしておられましたね)、“The door on left side open.  Please watch your step.”と言っておられました。「訪日客へのサービス向上」という点では素晴らしい企画と思いますが、この英語はいただけません。3カ所間違いがあります。同じやるのなら、正しい英語で行っていただきたいものです。正しくは??アドリブでやっているわけではなく、会社から示された模範の英文を読んでいるだけでしょうから、それが間違っている可能性も?それはそれで大問題です。帰りも、鳥取から米子まで「スーパーまつかぜ」に乗りましたが、この車両では一切車掌さんの肉声英語放送はありませんでした。どうやって棲み分けているのでしょうね?♠♠♠

【追記】 この特急「スーパーまつかぜ」に乗る度に思うことがあります。伯備線特急「やくも」などと違って(滅茶苦茶のろくて揺れる)、加速感が半端なくすごいんです。ぐんぐん加速してものすごいスピードで疾走しています。車掌さんに聞いたことがあります。時速120キロも出せるのは、山間のカーブが多い伯備線とちがって、直線区間が多いのでスピードが出せるとのことでした。納得!

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