ZARDよ永遠なれ

 4月20日にNHK BSプレミアムで、ZARDの2時間特番「ZARDよ永遠なれ 坂井泉水の歌はこう生まれた」(午後9時~11時)が放送されました。ZARDの大ファンとしてはとっても面白く、そして懐かしく思いました。

 湾岸戦争が勃発し、ソ連が崩壊した平成3年(1991年)にデビューして、「負けないで」「揺れる想い」など平成を代表する数々のミリオンヒット曲を世に送り出してきたZARD坂井泉水(さかいいずみ)さん。社会に閉塞感が漂う中、彼女の透明感あふれる歌声と、楽曲の魅力、自身が作詞した飾らない言葉で綴った歌詞が共感を呼び、多く人々の心をつかんできました。その多くは恋愛ソングでしたが、そこには、孤独や弱さを抱えて生きる人々に寄り添うメッセージが込められていました。そんな坂井さんが作品に込めた想いを紐解く番組となっていました。

 もともと石川啄木が好きな文学少女で、時代を捉えるために毎日ニュースを見ていたという坂井さん。発表された155曲中、自ら作詞した151曲を生み出すために、デビュー時から40歳で急逝する死の間際までの16年間、毎日のように書き溜めていた膨大なメモが残っています。デビュー前、プロデューサーから「アーティストとして生き抜くために、自分の言葉で歌うべき」と言われた坂井さんは、40歳という若さで亡くなるまで、作詞するために毎日のように膨大なメモを書き留めていました。そのメモには恥じらいや嫉妬、劣等感など自分の心の弱い部分も、時に長文で、時には短く綴られていました。残されたその500枚以上にわたるメモを詳細に紐解くことで、これまで知られていなかった、坂井さんの実像や思いが浮かび上がってきました。一見恋愛ソングですが、よく聴くと人生の「何か」を歌っているのが坂井さんの歌です。生前、彼女はメディアに露出することが極めて少なかった人です。その素顔を捉えた映像や収録音源など、これまで未公開であった貴重な資料も紹介しつつ、今もなお幅広い世代の人々から愛され続ける彼女の名曲誕生の秘密に迫っていました。彼女は何を伝えたかったのか、生前公開されなかった収録の様子や素顔を捉えた映像、関係者、同じアーティストとして交流のあった大黒魔季さんの証言から、なぜ坂井さんの歌が、人々の心を捉えるのか迫っていく番組でした。坂井さんがCD発売の間際まで何度もアレンジや歌い方を変え、音の響きや発音など細部にまでこだわり、納得のいくまで試行錯誤を重ねている様子は心を打たれましたね。

 名曲「負けないで」「揺れる思い」の、貴重なデモテープや音源が初公開されました。名曲誕生の舞台裏が明かされたのです。⇒私の解説記事はコチラです  常に世の中のさまざまな人の視点に寄り添い、勇気ある励ましを送っていた坂井さん。ジャケットやミュージックビデオの撮影現場で見せるおちゃめな一面も可愛らしかったですね。ステラ』(NHK)の最新号(4月17日号)には、この番組のプロデューサーが、番組にかける思いを吐露しておられ、興味深く読みました。

 アシェットから現在刊行中の「ZARDコレクション」も、今では第57号まで進みました。好評につき全67号までに延長されており、現在は貴重な映像がDVDとなってついて来ていて、私は当時を懐かしみながら思いを馳せています。❤❤❤

 

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