8時35分と8時45分の怪?

◎10分おいて米子行きが出る!!?

 月曜日と金曜日に、米子東高校内の「勝田ケ丘志学館」に通うために私が利用する山陰線は、都会と違って1時間に1本だけしか普通列車がありません。ところが、私が利用するこの時間帯だけ珍しく、8時35分発米子行きと、8時45発米子行きの2本の列車が10分間隔で出るんです。まずローカル線にはあり得ないことです。これはどういうことかというと、出雲から松江・米子方面にやって来る通勤電車が35分発。米子から松江に通勤客を乗せてきた電車が折り返すのが45分発。35分発の電車の方が、米子に早く着くので、みんなそちらに乗ってしまいます。したがって45分発の電車はガラガラなんです。2両編成なんですが、私一人だけということもよくあります。今日も私一人のガラガラの車内で、のんびりと新聞や本を読みながら、約47分間を過ごします(普通は30分程度で着く距離なんですが、荒島駅で2本の特急列車(特急「やくも」寝台特急「サンライズ出雲」)を待ち合わせるために13分も停車するんですね)。ゆったりと過ごせて、結構充実した時間帯です。車内でゆったりと仕事がはかどります。米子駅の1番ホームに着くと、境線に乗り換えるためにそのまま直進して、0番乗り場(ねずみおとこ駅)に急ぎます(他の電車は4番ホームに着くので、ホームを上がって下りて乗り換えが面倒くさいんです。この電車はありがたい)。ここで待っている電車が「鬼太郎列車」というユニークな電車なんです(⇒私の解説はコチラ)。この電車はいつも満員です。改めて境港の人気(「水木しげるロード」?)を認識することです。❤❤❤

《補足》 JR西日本は、路線ごと・区間ごとの赤字・黒字は公表していませんが、「平均通過人員」という形で、「輸送密度」は公表しています。これによれば

鳥取~米子:4,256
米子~出雲市:6,104
出雲市~益田:1,300
益田~長門市:282

となっています。かつて国鉄時代末期、赤字ローカル線を大量廃止した頃は、輸送密度8,000人/日が損益分岐とされ、4,000人/日未満の路線を廃止対象としました。国鉄当時よりも低コスト化が進んでいるので、現在の損益分岐はもう少し下がっているはずですが、厳しい数字であることには変わりありません。このガラガラ状態では…と、心配になります。都会の満員電車は勘弁して欲しいですが、赤字ローカル線の厳しさも身に応えます。♠♠♠

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