石垣を思う

 「なんだ、こんな仕事」「なんだ、こんな単純な作業を」「こんな仕事をやるためにここに入ったのではないぞ」と、不満を心に抱いたことはありませんか?新任の頃は、おそらくコピー取り、書類の整理、伝票の仕分けなど雑用係や上司の使い走りのような仕事ばかりさせられます。でも「なんだ、こんな仕事を」と思う仕事を、キッチリと正確に迅速にやり遂げることが大切だと思います。大きな仕事も、そういった単純な一見小さく見えるような雑用と思われるような小さな仕事を土台にして成り立っているということを忘れてはなりません。『小さな仕事』をきちんと誠実に仕上げていく、その積み重ねによって、次のより大きな仕事につながっていくのです。あの岩國哲人(いわくにてつんど)さんが、出雲市長時代に市役所職員に口を酸っぱくして、①人より早く、②人より多く、そのどちらもできない時には、③人とは違ったやり方で、と仕事への取り組み方を訓示しておられました。これを頭に入れながら、『小さな仕事』にしっかりと意欲的に取り組みたいものです。

 お医者さんに歩きなさいと言われていることもあって、私は「松江城」へ散歩に行くことがよくあるんですが、「石垣」をよ~く観察します。どこのお城も同じだと思いますが、石垣には、大きな石もあれば、小さな石もあります。よ~く見ると、本当に小さな石も巧みにはめ込まれていますね。あの美しい堅牢で雄大なお城の石垣も、大小さまざまな石の組み合わせでできているのです。大きい石だけでもダメだし、小さい石だけでもダメです。仕事も同様です。小さな仕事」と軽く見てはなりません。松江城の石垣を見ていると、こんなことを感じます。

 松江城の石垣は「野面積み(のづらつみ)」(自然石や割石を積む方法)「打ち込み接(うちこみはぎ)」(石切り場で切り出した石の、平坦な面の角を加工し、合わせやすくした積み方、全体の6割)という石積み手法が用いられています。石垣積は、築城工事にあたって、全体の半分以上の労力を要したと云われています。松江城は5年間で完成しましたが、そのうちの3年間を石垣に費やしました。石垣積みは、穴太頭二人が、穴太衆(あのうしゅう、石垣築城集団一族)・子供衆(見習い)を従え、石工は大阪から招き石垣を構築しました。奥深いお城の石垣の詳細はコチラ❤❤❤

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