北九州予備校

 私は、津和野高校に勤務していた時代に、新山口(昔の小郡)にある北九州予備校」に、浪人生をお世話になったことが何度もあります。ずいぶん親身になって指導していただき、みな一年間の浪人生活で志望校に合格していきました。特に、寮に入った生徒たちは、帰省する度にその生活の厳しさを報告に来てくれていました。以前、松江北高を卒業して、医学部を目指して長崎県の北予備に行った生徒に連絡を取ろうと携帯にかけるんですが、全然応答がありません。1週間ぐらい経ってから、本人から連絡が来て、携帯電話は平日は予備校に預けることになっており、帰省の時に返してもらうので、連絡があっても分からなかったと謝っていました。学力の向上を目指した、この日本一の「厳しい生活指導」こそが、北九州予備校の他にはない特徴だと思っています。結果もついてくるので、全国で注目されている予備校なんです。大野 芳『努力は実る!北予備メソッド』(2011年、講談社)で、そのことが実証されていますね。北予備では浪人生を受け入れるに当たって、三つの条件を誓約させています。真剣に受験に取り組む「普通の受験生」の姿を、北予備では見ることができるのです。

 1.茶髪禁止  2.ピアス禁止  3.寮生は携帯電話の持ち込み禁止

 このようなことを堂々と宣言している予備校は珍しいと思います。「大学受験という目的に向かって一直線に進むには、「放任」とか「まあそこそこに」ということはあり得ないわけで、寸刻の勝負になるのは当然なのです」(同書、p.188)と、北予備哲学が。きちんとした生活なくしては成績アップは望めない、という信念には共感しますね。中でも有名なのは、「北予備生の基本方針~十の鉄則」でしょうか。

¶鉄則の一  必ず授業に出ること。

¶鉄則の二  最低でも一日三時間の自習を欠かさないこと。

¶鉄則の三  テキスト中心・授業中心の学習を行うこと。

¶鉄則の四  予習・授業・復習のサイクルを守ること。特に復習は重要。不明箇所は残さないこと。先生、チューター、友人に尋ねよう。

¶鉄則の五  得意科目は予習中心、不得意科目は復習中心、習ったことは覚え込む。暗記物はカードにして持ち歩こう。

¶鉄則の六  週間計画を立てよう。復習調整日を作ること。

¶鉄則の七  模試を弱点の発見と補強の場にしよう。成績で一喜一憂しないこと。本番でできればよい。

¶鉄則の八  直前期は復習のみを行うこと。このために日頃のノート作りが重要になる。コピー、蛍光ペン(赤・黄・青)などを駆使して効率を上げること。

¶鉄則の九  遅刻・欠席、携帯電話、茶髪、ピアスなどは隣席の居眠りと同じく、クラス全体のヤル気を損ない、スキを作る。思わぬ不覚の原因となる。一人一人の自覚が全体に影響する。受験生としての自覚を忘れないこと。特に携帯電話は受験生の大敵である。志望大学と合格大学に大きな差が出る。けじめをつけて利用しよう。

¶鉄則の十  親、兄弟、友人、先生、チューター、職員などの助力と協力によって受験勉強が成り立っている。素直な心、感謝の心を忘れないこと。「おはようございます」「行ってきます」「ただいま」「ありがとうございました」など、感謝の言葉で快適環境を作ろう。

 松江北高の卒業生で、昨年度一年間この「北九州予備校」で浪人生活を送った寺本安里(てらもとあんり)さんが、一年間の「北九州予備校」での生活を詳しくレポートしてくれました。ダウンロードサイト」に登録しておきましたので、興味のある方はご覧ください。❤❤❤

・「あむーる」5月号 島根県立松江北高等学校 八幡成人 ⇒コチラで読むことができます

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