「ご当地紀行」

 大好きな小田和正(おだかずまさ)さん(71歳)のコンサート中盤あたりで、小田さんがコンサート会場のご当地を巡って地元の人と触れあう姿が、スクリーンに映像で流されます。ご当地紀行」という名物企画ですね(撮影と編集は現場マネージャーの船越さんが担当しておられます)。公演先の名所やお店を訪ねる様子を収録した映像で、コンサートの前半と後半の合間に数分間会場で流される看板企画です。昨年7月、松江市総合体育館で2日間開催されたコンサートにおける「ご当地紀行」で印象的だったのは、松江駅「ドトール」でコーヒーを飲んでいる小田さんに、70歳の女性が話しかけてきて、68歳で博士号を取ったという話を小田さんに熱心にアピール!話し終えた小田さんは一言。活発なババアです」会場中、大爆笑でした。フォーゲルパーク」にシニア料金で入ろうとした小田さん。大鳥居のない「出雲大社」にお参りして残りのツアーが無事に終わりますように」と祈願しておられましたね。名物出雲そば」を美味しそうにすする小田さん。自転車で「宍道湖」に戻った小田さんが、後半戦を宣言するという内容でした。その土地土地で、小田さんが、印象深い出会いを体験される様子が収められていて、とても面白い記録となっています。

 この名物企画「ご当地紀行」がどうやって始まったかについては、小田さん自身が回想しておられます。

 ご当地紀行は、10年くらい前のツアーから初めて…四日市だったかなぁ、そこが初めだったと思うんだけど。ツアー始まっても何かつまんないと思い始めて…「あの時のツアーはどうだったけ?」って思い出そうとしても、ほとんど思いだせなくて。よっぽど大間違いしたり転んだりしない限り覚えてない…ってことに今更ながら気がついてね。それは生きていく上で問題なんじゃないかと思い始めてさ(笑)。テープ聴けば、あ~そうかみたいなのはあるけど、よっぽど印象的なできごとがなければ…それはスタッフも一緒で、それじゃああんまりだと。何か特徴のあることをひとつひとつ残してくことも俺たちにとっては大事なことなんじゃないかと思って。それと、お客さんに近づくってことも、その頃の大きなテーマだったんだよ。で、せっかくの機会なんだからそれを証として、会場で映像を映せる装置もあるんだから、そこで決まりきったものを映すのではなく、タイムリーな感じで、「今この土地に来てます、みんなが行く喫茶店に来てます。商店街歩いてますよ」みたいな(笑)…そんなことをやったら喜ぶんじゃないかなって…。その時何故かビリー・ジョエルだったんだけど(笑)、ビリー・ジョエルが地方のコンサートに行って、そこの商店街歩いてたら絶対に嬉しいよねみたいな…それでちょっとやってみようかと企画したんだよ。初めはマイク付けてなかったから音はなかったんだけど、ほんの2分くらいの映像を撮って、それをステージの上から解説しながらやっただけなんだけど、それがバカ受けしてね(笑)…それでスタッフも喜んじゃって、歌ってる時は夜移動するスタッグもいるから楽屋で休んでいるじゃない。でも「ご当地~」が始まったらみんなゾロゾロ出てきたりして(笑)。それで次のツアーからマイク付けて、5分やったり10分やったりしているうちに、8分前後というのが一番いい尺だあというのもわかったりしてきて。ただ前々回のツアーくらいからエスカレートし過ぎちゃって、路上ライブとか人のいないところばかり選んでやったり、絵を描いたり…リハーサルに間に合わなかったりしてあまりに負担になっちゃってさ(笑)。でも、とにかくいろんなハプニングもあったりして…各地各地別なんだけどストーリーが続いていくんだね。コンサートとは別に。辛いんだけどせっかく喜んでくれるんだし。やっぱりやめようという気にはならないんだよね。   ―2008年コンサートパンフレット『今日もどこかで』

 ところが、最近困ったことが起こっています。小田さんの「ご当地紀行」の収録を追っかける熱烈なファンが激増しているのです。お店などで、小田さんに一斉にスマホなどのカメラを向けてパシャパシャと。お店のお客さんたちにもいろいろと迷惑がかかります。この事態には、小田さんだけでなくスタッフの方たちも困惑しておられます。また、後追いで「ご当地紀行」で有名となったご当地スポット・お店へ大挙して押し寄せては、迷惑となっている例も聞きます。いろいろと厄介な問題が起こっては、小田さんももう71歳。体力的負担を考えると、下手をすると企画自体がボツになってしまうかもしれません。この企画はそもそも、コンサート・ツアーでホテルと会場との往復だけだと、どこに来たのかも分からず味気ない、ファンのみなさんにもっと楽しんでいただこうということで始まったものです。それが思いのほかお客さんにもバカ受けして、看板企画になったんですが、このような困った事態が起こってきているのです。要は節度の問題であって、小田さんを困惑させるようなことがあってはなりません。自制したいものです。

 昨年7月の松江コンサートでも、会場内は撮影禁止のはずなのに、スマホでパシャパシャやっているお客さんが目立ちました。マナーを守って気持ちよく小田さんに公演をしてもらいたいものです。❤❤❤

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