先生方から寄せられた質問(2)

 昨日に続き続き、8月31日(土)の研究会で先生方から寄せられた質問に対する私の回答です。


やる気がない、逃げている教員の指導力(教員に火をつける)を高めるために、先生が今までされて来た取り組みやご経験があれば、教えて頂きたいと思います。


★チーム全体で目標を共有して「団体戦」を仕掛けることです。もう少しの達成目標を設定して、時期時期で検証しながら進めていくとよいと思います。私の経験では、センター試験学校平均80点の普通高校で、若い先生方と目標・教材を共有して1年目で平均130点まで伸びたという経験があります。また別の普通高校では、1~3年生まで担任の「月別シラバス」を作成して具体的に何をすればよいのかを明確にして取り組んだところ、国公立合格者が40~50人だったものが、1年目で103人にまで激増したという経験もあります(どんなものか知りたい方は私のHPの「ダウンロードサイト」に一部を「進路指導シラバス 1年生版」として公開しています。これが1年生4月から3年生3月まで収録されています)。⇒私のこの学校での取り組みの詳細はコチラで読むことができます。  どんな先生でも、「牢働」ではなく「朗働」にしたいですから。


リスニング力はまずは単語力を上げるところからというお話でしたが、先生は、生徒の単語力を上げるために、語源を教えるのに加えて、他にどのようなことを実践されているのかご教授いただければ幸いです。
例えば、単語テストを実施するなどはされているのでしょうか。


★私が日頃語彙の指導で意識していることは次の点です。
①語源を活用する ②接尾辞・接頭辞を利用する ③語感を活用する(gl-, dr-, spr-, fl-等) ④同音異綴語を利用する ⑤1字の子音違いを利用する ⑥似たものを利用する ⑦ダジャレを利用する ⑧関連語を利用する ⑨単語の中心イメージを利用する ⑩覚え方のヒント これらを全部利用して単語学習を迫っているのが、尊敬する竹岡広信先生『LEAP』(数研出版)です。そして、単語テストはできるだけ範囲を長くして反復に力を入れることが大切だと思っています(逆説的ですが低い学力の生徒ほどそれが重要です)。私は単語集を6回以上繰り返します。この内容の詳細がお知りになりたい方はメールでご連絡ください。ファイルを送ります。


大変示唆に富んだ講演ありがとうございました。
①私は国語科の教員ですが、クラス担任として生徒の英語学習のアドバイスを行う上で、どういったことができるのか、英語科の観点からすれば担任にどういったことをしてほしいと考えるのか、ご教授ください。
②今回のご講演では敢えて触れられませんでしたが、外部検定試験への対応として、どういう動きをとっていく必要があるとお考えか、ご教授ください。


★①北高では授業で「伸びる 伸ばす」を合い言葉に授業に全力投球をしていました。担任の先生には、授業に集中の後押しをしてもらっていました。分からないことがあれば放置しないで遠慮無く聞きに行くようにという「声かけ」もお願いしていました。「生活時間調査」で英語の自宅学習時間が十分確保できているかどうかの情報提供もお願いしていました。逆に小テストや課題テストの結果は、こまめに担任の先生にお知らせしていました。担任の先生と仲が良いと余計に上手くいくようですね。
「英検」「GTEC」を選択される学校が圧倒的だと思いますが、すでに学校実施をしておられて、個別指導もやっておられるようであれば(北高は実施)ライティング&スピーキングに今まで以上に少し時間を取って計画的な指導を続けていけばよいと思います。ただ「外部試験」はまだ混迷していて、きちんと決まっていない点が多いので、今回はあえて触れませんでした。個別の大学の扱いについては、最近文部科学省で「ポータルサイト」が開設されて情報提供を行っていますので、大学別情報に注視しておきたいです。

 

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