『コンパスローズ英単語』

    効率よく英語の語彙を増やすのに有効な方法が、「語源」です。「語源」を知れば、英単語は効率的に学べるし、入試対策にもピッタリです。清水建二先生の『英単語の語源図鑑』(かんき出版)が60万部もの超ベストセラーになったのは、高校生・大学生だけでなく、社会人の方たちにもこの学習方法が支持されたからでしょう。(⇒私の紹介記事はコチラです)この本の続編も最近出ましたね。

 このたび、私たち「岩崎研究会」の仲間の池田和夫(いけだかずお)先生が『コンパスローズ英単語』(研究社)を9月17日に刊行されます。いち早く池田先生から送っていただきました。池田先生は千葉県立浦安高校、八千代高校、千葉東高校、幕張総合高校教諭などを経て、現在は千葉東高校に勤務なさっておられます。先生には、『語根で覚える英単語』、『語根で覚える英単語プラス』(ともに研究社刊)という、同類の著書があります。私たちと一緒に、『ライトハウス英和辞典』、『カレッジライトハウス英和辞典』、『ルミナス英和辞典』、『コンパスローズ英和辞典』(以上研究社)の編集に携わってこられました。何度も東京での編集会議でご一緒して、単語の続編を期待していますとお話ししていました。

 「語源」をもとに、体系的・効率的に単語を学ぶための貴重な1冊です。「語根」を知り単語学習の「土台」をつくるには最適の本です。主な特徴は、

① 300の語根で、重要2500語が学ぶことができる。
② 語源から学ぶので、単語の「イメージ」が明確につかめる。
③ 単語の意味の「長期的な記憶」に役立つ。《重要》
④ 未知の単語の意味を「推測」できる。《重要》
⑤ 今後の単語学習の「土台」となる知識が身につく。

 効率よく語彙を増やして、入試対策にもバッチリです。先生は、1990年『ライトハウス英和辞典』(第2版、研究社)において、共通する「語根」を中心に単語をまとめた「単語の記憶」欄を担当されました。そして引き続き、『語根で覚える英単語』、『語根で覚える英単語プラス』(ともに研究社刊)を世に問われました。台湾でもこの本は翻訳出版されています。『カレッジライトハウス英和辞典』『ルミナス英和辞典』(研究社)にも続けて掲載され、さらには、昨年発刊の『コンパスローズ英和辞典』(研究社)「語根で覚えよう」という75項目のコラムに引き継がれました。そして、それにさらに200以上の項目を追加してまとめられたのが本書です。

 語根のspect(見る)を押さえることで、prospect(pro(前を)+spect(見る)⇒見込み)、inspect(in(中を)+spect(見る)⇒検査する)、suspect(sus(下から)+spect(見る)⇒疑う)、respect(re(後ろを)+spect(見る)⇒振り返って見る⇒尊敬する)、expect(es(外を)+spect(見る)⇒予想する)などが芋づる式に頭に入ってきて、なかなか忘れることがありません。aspect(局面)やspectacular(目を見張らせるような)やperspective(見方)などにも発展させることができます。本書ではこのような重要な「語根」が300項目にわたって紹介されています。2年後に始まる新しい「共通テスト」ではますます「単語力」が重要になってきますが、このような勉強法を続けることで、圧倒的な単語力を習得することができるはずです。私は今までずっとそのようなやり方で「語彙指導」を続けてきました。この本はそういった指導をお考えの先生方には、ずいぶんと参考になるものと確信しています。オススメの一冊でした。❤❤❤

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