喫茶室「翠」

 昨日の続きです。山陰本線の安来(やすぎ)駅から無料シャトルバスに乗って揺られること約20分、田んぼに囲まれたのどかでこじんまりとした温泉郷・鷺の湯温泉(さぎのゆおんせん)にある「足立美術館」(あだちびじゅつかん)。展示は昭和初期の日本絵画が中心で、特に横山大観(よこやまたいかん)の絵画だけでも120点所蔵されています。絵画の他に、北大路魯山人(きたおうじろさんじん)の食器も数多く展示されていますが、やはり一番有名なのは館内の広大な日本庭園です。アメリカで発行されている日本庭園専門誌では、2003年から16年連続で第1位を獲得していて、ミシュラングリーンガイドでも山陰地方では唯一3つ星を獲得しています。「庭園もまた一幅の絵画である」という創設者足立全康(あだちぜんこう)さんの理念の元に、本当に絵みたいに手入れが行き届いていて、庭園を切り取って掛け軸や衝立の絵のように見せる仕掛けもあって、実に面白い美術館です。その日本庭園を窓越しにちょうど真正面から眺めることのできるのが、この喫茶室「翆(みどり)」です。

 高級ホテルの喫茶室のような雰囲気で、ドリンクは全て1,000円均一となかなか強気の価格設定です。足立美術館オリジナル・ブレンドコーヒー(ADACHIブレンド)一杯が1,000円ですから、お客さんはガラガラ状態ですが、この景色を眺めながら美味しいコーヒーが飲めるなら安いもんかな。場所代と考えましょう。ちなみにこの庭園の景観を守るために、なんと日本庭園の奥に見える山も電線や電灯が敷かれないように買い取っているそうですよ。店内の座席は窓際と壁際とありますが、ほとんど空いているので、ほぼ問題なく窓際の席を確保できるチャンスがあります。窓の外に枯山水が広がるこの喫茶室「翠」、そこで座ってゆったり眺める庭園は、さらに思い出に残るものとなるでしょう。❤❤❤

▲これが一杯1,000円のADACHIブレンド

 

 

 

 

 

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