新しくできる店があるかと思えば、惜しまれつつ閉店していくお店もあります。学園通りにあった「塩や」もその一つです。15年間続きましたが、この9月30日をもって閉店しました。私が津和野から松江に帰ってきたのが今から15年前。ちょうど私が松江に暮らすようになってから、新しくオープンした塩ラーメン専門店でした。⇒私の紹介記事はコチラです オープンした当初は、毎週のように通って、ご主人ともお母さんとも親しくさせていただいて、おみやげに野菜などを頂戴しておりまし
た。連れだって行ったり、ずいぶん周りの人にも薦めたお店です。島根大学のそばにあることもあり、学生たちでいつも満員だったように記憶しています。翌年、私が心臓の手術をしたことと(塩分を控えろと言われていた)、スープの味が少し変わったこともあって、久しくご無沙汰していました。ご主人は非常に研究熱心で、「塩」にこだわり、スープを絶えず改良して、究極の味に近づけようという努力をしておられました。スープの味が少し変わったこともあり、私はその後、「をっちゃんラーメン」(⇒私の紹介記事はコチラ)や「ラーメン長さん」(⇒私の紹介記事はコチラ)の方へ行くようになり、ここのところはほとんど行っていませんでした。今朝、郵便ポストに入っていた、「ラズダ」第7号で、9月いっぱいで閉店したことを知りました。15年の歴史に幕を下ろされたのです。私が最後に、この店で塩ラーメンを食べたのは、8月1日でした。ほとんどお客さんはいませんでした。島根大学を囲むこの一帯は「ラーメン激戦区」で、多くのラーメン屋さんがひしめきあっています(「風々ラーメン」「昭和軒」「志那そばかつみ」「ラーメン拓」「天真爛漫」「中華食堂炎」「王将」「天空」「天下一品」「濃超乱」「ラーメン現進」)。競争も激しいのです。♠♠♠