「八洪会書展」

▲島根県立美術館

 島根県立美術館ギャラリーで行われていた「八洪会」の書展へ出かけてきました。松江北高で一緒に勤めている、書道の別所由枝(べっしょよしえ)先生にお招きいただきました。

 昭和26年から始まった松江地区の書道の月例会が、88回を数えた昭和37年、それを記念する展示会を持ち、「八洪会」と名付けられました。あたかも人生の米寿と同じく祝賀の意味で「八」を冠しました。「洪」は広大の意味です。

 小筆で書かれた、別所先生の素敵な「伊勢物語」の書が印象に残りました。流れるような筆遣いの書です。別所先生は今年「第36回読売書法展」「読売奨励賞」を初めて受賞なさいました。そのことが「読売新聞」(9月2日付)に大きく報じられました(写真右)。「書く時間は1人で、黙々と自分と向き合える。今までやっていないアプローチで作品を書きたい」と抱負を述べられました。心が洗われるようないいものを見せていただきました。目の保養になった書展でした。

 松江北高の生徒昇降口の正面には、別所先生の筆による「夢湧く」の書が掲げられています。生徒たちは登校時にこれを毎日見ながら、将来の夢を思い描いています。❤❤❤

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