新聞を複数読む

 私は毎日、『朝日新聞』『読売新聞』『日本経済新聞』『産経新聞』『スポーツ報知』『日刊スポーツ』『大阪スポーツ』(週末には『Alpha』も)を読んでいます。教員に成り立ての若い頃に、「同じことを扱った記事でも、複数の新聞を読み比べると面白いことが見えてくるよ」と教えてもらい、以来ずっとそうやってきました。同様の記事でも、切り口・視点が鋭い取材、他社にはない情報、が垣間見える場合もあり、楽しく読んでいます。 ⇒私の読んでいる新聞・雑誌はコチラ

 例えば、去る10月31日の朝刊に、『読売新聞』「英語の外部試験は見送りになる模様」と書いていてビックリしたのに、『朝日新聞』「計画通り実施の予定」と対照的な書き方に強い関心を持ちました。ここら辺から、『朝日新聞』安倍首相ひいては官邸との敵対関係を邪推することもできますね。ご承知の通り、翌11月1日には文部科学大臣が「延期」を表明しました。こうして気になった、興味を引いた新聞記事をノートに貼って、「ネタ帳」にしているんです。

 私は故・板坂 元(いたさかげん)さん(元ハーバード大学講師)の本が大好きで、教員に成り立ての頃はのぼせて読んでいたものです。先生のご専門は江戸文学でしたが、興味は多岐に渡り、あらゆる分野に精通しておられる方でした。実に面白かった。そんな板坂先生は、何か物を考えていて、行き詰まった時には、新聞売り場に駆け出していき、目に触れた雑誌新聞を次々に買い集めては、広告、記事を問わず、隅から隅までむさぼり読んでおられたとのことです。株式・ファッション・漫画・スポーツ・自動車・思想・哲学・料理・旅行・セックスなど、どんな内容でも読んで、2日あまりそうした作業を続けた後は、いつも新しいアイデアが生まれたと言います。先生はこういった作業を、「ブレーン・ストーミング読書」と名付けておられました。

 『大空港』『ホテル』『自動車』『マネーチェンジャーズ』『殺人課刑事』『エネルギー』などの、企業の内幕を克明に描いた小説で、私が大好きだった大ベストセラー作家の故・アーサー・ヘイリーは、毎日丹念に新聞・雑誌を読んでいました。新聞雑誌を穴の開くほど読むことで、次の作品のアイデアを練るのだそうです。朝刊を開けば、本を書く題材が五つや六つは見つかるのだそうです。「次に取り上げる職業は何だろう?」と、新作を楽しみに読みふけった当時が、懐かしく思い出されます。 ❤❤❤

  • 『0-8滑走路』 Runway Zero-Eight (1958年)
  • 『最後の診断』 The Final Diagnosis (1959年)
  • 『権力者たち』 In High Places (1962年)
  • 『ホテル』  Hotel(1965年)
  • 『大空港』  Airport (1968年)
  • 『自動車』  Wheels (1971年)
  • 『マネーチェンジャーズ』 The Money Changers (1975年)
  • 『エネルギー』  Overload (1979年)
  • 『ストロング・メディスン』 Strong Medicine (1984年)
  • 『ニュースキャスター』 The Evening News (1990年)
  • 『殺人課刑事』 Detective(1997年)
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