チョット懐かしい思い出を。今からもう15年も前、津和野高校から松江北高に赴任して、その年に初めて担任をした3年生(4R)の生徒達を前に、卒業式の当日にこんな言葉を贈ったんです。
卒業おめでとう! 英語で「卒業式」はcommencementと言います。これは「始まり」という意味です。この意味をしっかりと考えてみましょう。今は、スタートラインに立っただけ。これからの生活をどう送るかで将来の結果は大きく違ってくるはずです。僕は22歳、教員のスタートを切った辞令交付式で「無限の可能性」を持った若者たちの眠れる力を引き出したい、と決意を述べました。その気持ちは○○歳になった今も変わることはありません。英語の指導を通じて、英語の面白さや、やりがいを伝えたいと思って、今までやってきました。勉強だけでなく、人としてどう生きるか、にも強い関心があります。大学へ行って、しっかり勉強して、新たな人生を切り開いてください。祈っています。