名古屋駅の金の時計・銀の時計・ナナちゃん

  名古屋は私の好きな町です。その玄関口JR名古屋駅「桜通口」にある「金の時計」周辺は、広い空間になっていて、JR名古屋高島屋の出入口やタワーズ上層階エレベーターへつながるエスカレーターがあります。この空間全体が待ち合わせをする際に、定番中の定番の場所として利用されています。ちょうど東京駅の「銀の鈴」のような場所ですね。ただ、みんなが一斉に待ち合わせをしているために、金時計周辺はいつも連日大変混雑していています。いかんせん人が多くて、目当ての人を見つけるのが大変です。特に初対面の人と待ち合わせるのは至難の業かもしれません。

 一方、「銀の時計」JR名古屋駅「太閤通口」の構内にあり、新幹線北口改札と南口改札を出た目の前にあります。「金の時計」前の待ち合わせ空間ほど広くはありませんが、それでも「銀の時計」周辺は大勢の人が滞在できる広いスペースがあります。

 もう一つ待ち合わせスポットとして、また、観光スポットとして定番の巨大マネキン人形「ナナちゃん」も外せません。名古屋で一番オシャレな巨大人形です。この人形自体がとても大きく分かりやすいので迷う心配もありません。名鉄百貨店」前の歩道に設置され、初めて訪れた人は圧倒的な存在感とファッションセンスに度肝を抜かれることも多いでしょう。流行に敏感なナナちゃんは、季節やイベントのよって衣装も替わります。そのファッションが常に話題となる「ナナちゃん。しかし、なぜ、ナナちゃん」はここに存在し、これだけの名物になったのでしょうか?その生い立ちは?

 ナナちゃんのプロフィールは、1973年(昭和48年)4月28日生まれの44歳。身長約6メートル、体重約600キロ。公式サイトでは3サイズまで公表しています。本業は名鉄百貨店の「広報部員」で、日々の業務を担っており、彼女にしか着こなせない最新ファッションを常に提案しています。1972年に「名鉄百貨店」が若者を対象とした新館「名鉄百貨店セブン館(現・ヤング館)」をオープン。その1周年を記念した“百貨店らしいシンボル”として、当時の担当者が東京のマネキン展示会で見つけたのが、インパクトのある「巨大マネキン」でした。ちなみに当時のセブン館にちなんだ『ナナちゃん』という名前は、この時期に一般公募で決定したといいます。歩道に巨大マネキンを設置したことで「当時のお客様からはとにかく驚きの声が多かったと聞いています」。「待ち合わせ場所にこの巨大オブジェを見て、『駅前の仏像の前で待ってるね』や、『銅像の前で集合』」という声をよく耳にしたそうです。設置当初は様々なファッションに身を包むことはなかったそうで、「ナナちゃんの一番最初の衣裳はエプロンでした。当時の名鉄百貨店セブン館では、夏と冬のクリアランスセールを『せぶんまつり』と呼んでおり、店員は全員、このセールの名前が入ったエプロンを着用して接客していました。このPRのため、ナナちゃんに同じものを着せようという発案で、年2回着用していました」と振り返ります。

 数年前からは衣装替えの頻度も急増しました。「安さに驚いてアゴが外れてしまったり、日頃の感謝を込めてお辞儀をするなど、ナナちゃん自体に動きがあるときは大きな反響があります。また、アニメのキャラクターに扮したときも好評をいただきますね」とも。最近ではSNSの普及などにより、全国的にもその存在が広く知られるようになったナナちゃん名古屋を訪れたら必ず出会っておきたい「女性」といえるでしょうね。観光スポットだけでなく、地元にも愛されるナナちゃんは、今日も広場周辺を歩く人たちをなごませています。❤❤❤

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