MHくん、すごい!

 12月16日(月)、一番だけが知っている」(TBS系午後9時~)という番組に、あの大御所Mr.マリックが、「とんでもないマジシャンが現れた!」と絶賛するMH」(エムエイチ)くんが、地上波に初登場して、観客・視聴者の度肝を抜きました。マリックさんも認める天才マジシャンです。本名は、濱口大輝(はまぐちまさき)くん。札幌に住む高校1年生16歳の少年です。MHというアルファベットの組み合わせの意味は、濱口大輝(まぐちさき)のイニシャルをとったもので、マジシャンとして活動する上で、芸名で活動していきたいという想いだったのでしょう。適当にイニシャルにした、と告白していました。小学生の頃にマジシャン・セロのマジックを見て、すごい!!」と思ったのがきっかけだったそうですが、MHくんはさらに「自分にもできるかも!?」と思ったところがただ者ではありませんね。普通の人だったら、「すごい」で終わるのですが、自分にもできるかもと思ったというから驚きです。その憧れだったセロさんとは、現在SNSでつながっているということで、一つ大きな夢を叶えたのでした。

 マジックとの出会いは13歳の時、テレビで見たマジシャンのセロの演技の動画を見て、自分でもできるかもしれないと思い、ボトルにキャップが貫通するマジックを自作したのが始まりです。以来、全て自分の手作りで創作を続けています。ふと思い付いてから作るまでは、早いもので10分ほど、長くて5時間くらい費やすそうです。現象を先に考えてから、思った現象を実現する形で深めていくのだとか。仕組みの面では、基本的に既存の仕組みを応用したものや、それらを組み合わせたもの、自然に起こる現象を都合よく組み合わせて構成。突然アイデアを思い付くので、時と場所はあまり関係ありません。ただ、何となくトランプを切ってみたり、手品のことを考えているときは閃きやすいそうです。実際に彼が作成時間として当てているのは、学校から帰って来て寝るまでの間です。気が向いたときに学校の課題や勉強をすることもありますが、それ以外はほとんどマジックに費やしているとか。学校でもつまらないときや暇なときは、仕掛けを想像しているそうです。

 セロさんの影響を受けていることから、彼のマジックはとても「ビジュアル」です。初めて見る人はCGとしか思えないでしょう。それぐらいに超絶でビジュアルな現象が起こります。マジックの世界に入ってからは、SansMindsのいろいろな作品に影響されて、ますますビジュアルなものに夢中になっていったそうです。それからは、ニコラス・ローレンス(Nicholas Lawrence)さんの現象にかなり影響を受けました。ニコラスさんもすごいビジュアルな作品を発表し続けていますが、BSの番組で憧れのマジシャンと対談が実現していましたね。今後の活躍に期待です。この子、本当に信じられないくらいにすごいです!!!♠♣♥♦

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